24-25新ホームユニフォームは、ある意味でドルトムントらしいオーソドックスなデザインを採用。ボディをイエロー、袖をブラックで完全に色分けするスタイルが久しぶりに登場した。
今回のデザインのテーマは「真のクラシック」で、何世代もの選手やファンによって作られ続けてきたクラブの文化を反映させたものだという。それは歴代のドルトムントらしさをミックスさせたデザインとも解釈できるが、太さの異なるストライプは、やはりあのユニフォームを思い出さずにはいられない。
1996-97シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは、ドルトムントがここまでで唯一優勝した大会。そのCLで着ていたのがこの96-97CLユニフォームで、太さの異なるストライプで構成するデザインだった。袖をブラックで塗りつぶすスタイルもCLモデルと共通する。24-25モデルは特定のユニフォームに寄せたデザインではないが、モチーフとして最も強くイメージしたのは恐らく96-97CLモデルだろう。
クラブのルーツを忠実に表現しつつも未来を見据えたという今回のデザイン。そんな新ホームユニフォームは、18日にホームで行われる23-24シーズンのブンデスリーガ最終節(ダルムシュタット戦)でデビューを飾る。また、7月には7年ぶりに来日し『EUROJAPAN CUP 2024』でセレッソ大阪と対戦する。その試合でもこの新ユニフォームを着用するかもしれない。
90年代の栄光を反映させたともいえる24-25新ユニフォームは、クラブ公式オンラインストア、各国のPumaオンラインストア他で販売を開始している。