アウクスブルクとの開幕戦で4-0と快勝したフライブルクは、開幕戦と全く同じメンバーで臨み、今シーズンの日本人第1号をマークした堂安も右ウイングで先発出場。一方のドルトムントは中盤から後ろに変更はないものの、長期離脱を強いられたハーラーの代役として急きょ獲得したモデストが早くも先発起用され、アザールも初先発を果たした。
■試合結果
フライブルク 1-3 ドルトムント
■得点者
フライブルク:グレゴリッチュ(35分)
ドルトムント:バイノー=ギッテンス(77分)、ムココ(84分)、ヴォルフ(88分)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d9c6ed6e7440d7936db9fb079a5846376e8642b
逆転ゴールを挙げたムココ
ロイスとベリンガムを中心に中盤の攻防では優位に立つ場面の多いドルトムントだが、フィニッシュの部分で精度を欠き、またフライブルク守備陣の粘りもあってゴールを奪うことができない。
逆に堂安やグリフォのスピードを生かしたカウンターでドルトムントゴールへと迫っていたフライブルクは35分、左サイドからのギュンターのアーリークロスをギンターが頭で折り返すと、フンメルスに競り勝ったグレゴリッチュがふわりとしたヘディングでゴール右へと流し込み、フライブルクが均衡を破った。
1点ビハインドで後半を迎えたドルトムントはムニエに代えてヴォルフを投入。55分には、中央突破を図ったダフートのミドルシュートが左のポストをかすめて外れる。
その後もフライブルクゴールへと迫るが、なかなかモデストにいい形でボールが入らないドルトムントは65分、アザールに代えてバイノー=ギッテンス、70分にはメイレンに代えてムココを立て続けに投入する。
さらに76分にダフートを下げてブラントを投入した直後、思わぬ形でドルトムントが同点に追いつく。右サイドからカットインしたバイノー=ギッテンスが左足を振り抜くも、強烈なミドルシュートはGKフレッケンの正面。しかし、まさかのファンブルで後逸してしまい、ボールは無惨にもそのままゴールへと転がった。
これで勢いに乗ったドルトムントは84分、左サイドからカットインしたバイノー=ギッテンスがエリア内左にスルーパス。少し弱くなったが、ブラントが足を伸ばしてボールを残すと、最後はムココがゴール左へと流し込んでドルトムントが逆転する。
失点前に交代を用意していたフライブルクは堂安とグリフォの両翼を交代させるも、ドルトムントの勢いは止まらず。88分には右サイドでボールを奪ったヴォルフがそのままエリア内に切り込み、左足でシュート。これがゴール左へと決まり、3-1と突き放した。