3節を終えてリーグ唯一の3連勝クラブとなったアーセナル。近年稀にみるスタートダッシュを切ることができたアーセナルは、好調な攻撃陣を牽引するジェズスをトップに、サカ、ウーデゴール、マルティネッリがサポートする形に。右サイドバックにはホワイトが引き続き起用され、冨安はベンチからのスタートとなった。
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開幕4連勝のアーセナル
32分には、スルーパスに抜け出したサカが決定機を得るも、切り返してからのシュートは古巣対決に燃えるGKレノがファインセーブで切り抜けた。
優位に試合を進めながらもスコアレスで前半を終えたアーセナルは、後半も攻勢に試合を進める。しかし、均衡を破ったのはフラムだった。56分、最終ラインで繋ぐアーセナルに対し、ゴール前でガブリエウからボールを奪ったミトロヴィッチがゴール左へと流し込み、フラムが先制する。
先制を許したアーセナルだが、すかさず反撃。64分、サカの突破から横パスを受けたウーデゴールの左足シュートがDFに当たってゴール右へと決まり、アーセナルが同点に追いつく。
追いついたアーセナルが畳み掛けるようにフラムゴールへと迫るが、フラムも自陣に守備ブロックを形成して決定機を許さない。82分には左サイドを抜けたマルティネッリの折り返しを途中出場のエンケティアが押し込むも、GKレノの正面に飛んでしまう。
それでも85分、左CKをニアサイドで競り合い、GKレノももつれた中で、ガブリエウの目の前にボールがこぼれて無人のゴールに蹴り込む。VARのチェックも入ったが、ゴールが認められアーセナルが逆転に成功する。
フラムも再び追いつこうと必死の反撃を試みるが、89分に冨安を投入するなど守備を固めたアーセナルが苦しみながらも逆転勝ちで開幕4連勝を飾った。