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スペインメディアは「ザ・ベスト」と大絶賛 ユナイテッドに悪夢を見せた“15分間の久保建英ショー”


9日に行われたマンチェスター・ユナイテッド対レアル・ソシエダのELグループE第1節は0-1でアウェイのラ・レアルが勝利を掴んだ。

日本代表の久保建英は同じく新加入のウマル・サディクと2トップを組み、最前線で先発となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2d435192197f36fb4e71de71a2078326f9b60aa

久保建英スタメンのソシエダが敵地でユナイテッド撃破


前半、流れを掴んだのはユナイテッドだ。ボールはラ・レアルに持たせるが、上手く中盤で守備ブロックを形成し相手のミスを起点にカウンターのチャンスを狙う。実際に相手のミスからゴールに迫る場面もあり、赤い悪魔が前半を制した。

すると後半ラ・レアルが動く。サディクに代わってアレクサンデル・セルロートを投入し、久保は左ウイングにポジションを変える。この変更が大きく当たった。久保は左サイドからドリブルやクロスで好機を演出し続け、両チーム通じて最多となる2本のキーパスを記録。強烈な枠内へのシュートも放ち、存在感を示した。

PKを獲得した場面では久保の技術の高さが光った。左サイドから高精度のクロスを供給し、その流れで獲得した右サイドのコーナーキックは素早いリスタートから久保がボールを受け、相手を引き付ける。そうすることでボックス内のダビド・シルバがフリーでボールを受けることができ、そこからのシュートがPK獲得につながった。

「ザ・ベスト。15分間、久保は左サイドから試合を大きく動かした。リンデロフを圧倒し、均衡した試合に終止符を打った」

西『MUNDO DEPORTIVO』ではMOMとして久保を称賛している。とくに後半開始からの15分間で久保は輝き続けており、試合を決定付けるPK奪取に関与した。サイドからの突破力のなさを以前は指摘されていたが、このゲームでは対峙するヴィクトル・リンデロフをスピードで圧倒している。

重要なユナイテッドとの一戦でサムライが大活躍を見せた。同紙では「記憶に残る勝利」とこの一戦を振り返っており、その中心にいた久保はラ・レアルサポーターの記憶に間違いなく刻まれただろう(データは『SofaScore』より)。

次節は16日に行われ、ソシエダはホームにオモニア(キプロス)を迎える。
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