ワールドカップ日本代表不動のサイドバックとしてプレーしてきた長友だがカタールワールドカップアジア予選では中山雄太がその座を脅かす選手として頭角を表した。左足からの正確なクロスを武器にチームの勝利に貢献し、長友よりも中山を先発に推す声も浮上。
10歳も歳の離れたライバルについて長友は「めちゃくちゃいい選手」「身長あって、足下(の技術)があって、そして賢いと」と、手放しに評価した。
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長友佑都が日本代表内のライバルについて率直な胸の内を語る
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そして「ハーフタイムもよく聞きに行きますね」と、自身のプレーについて意見を求めることもあると告白。「どうすればもっと良くなるかというところと、自分のポジショニングの確認。試合に出ても堂々とプレーしているじゃないですか。だから彼もメンタルが強いですよ。だからこそ、いままで後輩にポジショニングはどうだとか、アドバイスを求めにいくことってそこまで多くはなかったんですけど、彼なら聞ける」と、全幅の信頼を寄せた。
2022年1月27日に行われたアジア最終予選・中国戦での、献身的なパフォーマンスで高い評価を得た中山。特に追加点をアシストしたプレーに長友は大きな刺激を受けたという。
「(攻撃の)早い段階でのアーリークロスって、自分としての課題に置いている部分なのでそれを自分の目の前で見せてくれたというのは、このプレーをやることによって自分はもっと幅が広がると。だから教えられたという感じですよね。それがまた自分の成長にも繋がる。結局人の活躍というのは自分に繋がるんです」と、中山のプレーから学んだことを明かした。
しかし「サッカーに対する情熱と努力というのは他の人よりもやってきている」と語る長友は「才能がないとわかっているので、努力をしないと生き残れない。ただ、人より努力すると生き残り続けられるというのは確信を持って、自信を持ってますね」と、サッカーへの情熱では負けないとプライドを覗かせていた。
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