サイトアイコン footcalcio

森保一監督、旗手怜央のCLでの躍動を高評価! 柴崎岳には「チームのためにできることを…」


日本代表を率いる森保一監督が、選手個々への期待を語った。

日本サッカー協会(JFA)は15日、キリンチャレンジカップ2022のアメリカ代表戦、エクアドル代表戦に向けた招集メンバー30名を発表。カタール・ワールドカップ(W杯)本大会では登録枠の26名まで絞り込まれるが、クラブのパフォーマンス次第とはいえ今回の招集メンバーがベースとなることが明言された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0f92ef859cd4d305ac459a0bfae77e9f2cde8647

彼自身が結果を出してこの招集をつかみ取った


招集メンバーには旗手怜央の名前も。旗手は2021年末に川崎フロンターレから完全移籍したセルティックで躍動。2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)グループ初戦のレアル・マドリー戦で印象的なプレーを披露すると、続く第2節シャフタール戦でも左足のシュートがオウンゴールを誘発した。

一方、日本代表においては欧州組の最終サバイバルと目されていた6月のキリンチャレンジカップ、キリンカップには招集されず。しかし、森保監督は15日の会見の中で「招集して活躍できるだろうという評価はずっとしてきていました」と口にし、直近のアピールが実った形で今回の招集に繋がったことを明かした。

「東京五輪チームの彼が大学生の頃から一緒に仕事をさせてもらっていますが、成長が常に見受けられるということ。今回の招集に向けてのセルティックでの日ごろのパフォーマンス、直近ではCLでレアル・マドリーと戦った時に良いパフォーマンスをしていましたし、昨日のシャフタール戦でも(相手のディフレクションでオウンゴールとなった)得点も含めて良いパフォーマンスをしていて、彼自身が結果を出してこの招集をつかみ取ったと思います」

また、今回のメンバーにはベテランMF柴崎岳も名を連ねた。柴崎は2022-23シーズン、所属するスペイン2部のレガネスでリーグ戦4試合に出場。所属チームが開幕5戦1勝4敗と苦戦する中での招集となったが、森保監督は「これまでの活動で彼はチームでの活動の中でシステム変更や戦いの中で、経験やパーソナリティを含めて常に自分のできることを最大限に発揮して貢献できることを見せてきてくれました」との評価を語り、ピッチ外も含めての貢献に期待を寄せていると続けた。

「今回の活動においてもどういう起用をするかということは決めていませんし、戦い方という部分でも考えていることから変更点があった中で彼の経験やプレーの幅を使って、まずは自分のパフォーマンスを100%発揮してほしいということと、チームが繋がりをもって戦うために彼の良さを発揮してほしいと思います。(柴崎)岳についても他の選手も同じですが、30人招集させてもらってもピッチに立てるのは11人だけ。試合に出たとしても出られなかったとしても、チームのためにできることをやってほしいなと思っています」


森保ジャパンは、ドイツのデュッセルドルフ・アレーナで、23日にアメリカと、27日にエクアドルと対戦する。
モバイルバージョンを終了