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「1人の男としても本当に尊敬」ベンチに下がっても声を出し続ける長友の姿に賛辞の声「W杯に必要」


カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー選考前最後の実戦となった9月のキリンチャレンジカップ2022。日本代表は1勝1分けという結果に終わった。

27日に行われたエクアドル代表戦では、23日のアメリカ代表戦からスタメンを11人全員入れ替え。左サイドバックにはDF長友佑都(FC東京)が起用された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d022cf5fe3112cd6f4750470b75ca1a5b8db2130

ベンチでも声を出し続ける長友の姿

長友は守備面で存在感を発揮。相手の突破に粘り強く対応し再三クロスをブロックすると、攻撃面でも自身の攻撃参加こそ少なかったものの、先発したMF三笘薫(ブライトン)の持ち味を生かそうと内側にポジションを取ろうとする工夫があった。

84分までのプレーで日本の無失点に寄与した長友だが、その貢献はプレーだけではなかったようだ。日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル『JFA TV』は29日、エクアドル戦の裏側を公開。試合前後やロッカールームの様子をアップしている。

その中で何度も長友はチームメイトたちに何度も声かけ。エクアドル戦直前の整列前には「W杯だと思って戦うよ。思いっきりやるよ思いっきり」とチームや自分自身に発破をかけると、ベンチに下がった後も立ち上がって戦況を見つめ、ピッチで戦う仲間に声を掛け続けていた。

その姿にはファンも「プレーもさることながら、発言、メンタリティ全てにおいてプロフェッショナルよね」、「長友の姿勢は本当に素晴らしいと思う」、「1人の男としても本当に尊敬しています」、「本当に熱いいい先輩って感じ」、「長友選手は必要な事がよく分かった」と賛辞を贈っている。


本大会メンバーに選ばれれば4度目のW杯出場となる長友。その存在はプレーだけでなく精神面でも日本の大きな柱になっている。
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