シュトゥットガルトは10月9日、ブンデスリーガ第9節でウニオン・ベルリンと対戦。伊藤は遠藤航とともにスタメン出場し、ウニオン・ベルリンでは原口元気が先発入りしていた。
試合は0-0で迎えた前半24分、伊藤からのパスを受けたセール・ギラシがファウルを受けて、シュトゥットガルトがFKを獲得。このキッカーを務めたのは伊藤だった。ゴールから30m弱離れており直接狙うにはやや遠い距離だが、枠を目がけて思い切り左足を振り抜く。ボールは低い位置を保ったままゴール正面に向かったが、途中から鋭く外側にカーブしていき、最終的には枠の左下に飛んだ。惜しくもGKフレデリク・レノウに防がれてしまったが、非常に惜しいシーンであった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8f91984dba92d0be78cb13fbf8fd947d4d264d8
ブンデスリーガにて強烈なFKを放った日本代表の伊藤洋輝
「予想以上にいい無回転!」
「こんな武器隠し持ってたのか!」
「ハイライト見ててこんなえぐいボール蹴る選手いるんだって思ってたけど伊藤だったんか」
「こんなの蹴るの知らんかった」
現在日本代表では、絶対的なフリーキッカーと呼べる存在がかなり少なく、特に中距離から直接狙える選手は希少だ。カタール・ワールドカップに伊藤が招集されたときには、このFKは貴重な得点源になるかもしれない。サムライブルーにおいてもセットプレーのキッカーとして名乗りを挙げられるか、注目したい。
その伊藤を擁するシュトゥットガルトは、ブンデスリーガ9試合を戦っていまだ0勝。リーグ唯一の未勝利で、現在17位と低迷している。
そんな中、クラブは10月10日にペッレグリーノ・マタラッツォ監督を解任。後任はまだ発表されていないが、ドイツ『スカイ』によるとジェラルド・セオアネ氏やピーター・ボス氏などを候補として考えているという。さらには、前チェルシー指揮官のトーマス・トゥヘル監督のアシスタントを務めていたジョルト・ロー氏もリストアップされているようだ。