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三笘薫は「なぜ“60分男”なんだ?」 日本のW杯MVPに選んだ元J助っ人が起用法に疑問


サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)でベスト16入りした日本代表が7日、帰国した。日本の今大会を、北海道コンサドーレ札幌などで活躍した元イングランド代表FWジェイ・ボスロイド氏が米メディアで総括。チーム内の最優秀選手に三笘薫を選出し、「なぜ彼は“60分男”なんだ? 彼は90分プレーするべき」と疑問を呈している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/876d95bb14b177d9dd3fd81dc5b61a53271ff790

ジェイ・ボスロイド氏が日本のW杯を総括


米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」は「日本のW杯の冒険は大切な思い出だったが、チャンスの逸失でもあった」の見出しでボスロイド氏のコラムを掲載。今大会の日本を振り返った。最優秀選手に三笘を選んだ理由について「彼はベンチから素晴らしいパフォーマンスを見せた。常にインパクトを残した」と絶賛。起用法には、このように持論を展開した。

「途中出場で大きな違いを生む彼のような選手が、次の試合で先発しないのはなぜだ? 理解できない。なぜ彼は“60分男”なんだ? 彼は90分プレーするべき。プレミアリーグのブライトンで成功するのは、ダイチ・カマダがブンデスリーガでプレーすることと、ユウト・ナガトモがJリーグでプレーすることよりも難しいんだ」

三笘の起用法を巡っては、相手DFが疲れた後半に出場させた方が生きるという意見や、前半は耐えて後半勝負というチーム事情を指摘する声など様々あったが、同氏の見方は違うようだ。

自身もプレミアリーグでプレーした経験を持つボスロイド氏は「ミトマはプレミアリーグで活躍している。人々が彼について話しているんだ」と母国でも注目を集めていることを紹介。「もしこのままいけば、彼はより大きなクラブへ移籍する。トッテナムのようなクラブが獲得に乗り出しても驚かない」と三笘のステップアップに期待していた。

W杯カタール大会で活躍した日本代表の三笘薫が7日、自身のインスタグラムを更新。感謝とサッカーへの思いをつづっている。
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