スーペルコッパ・イタリアーナが18日に行われ、ミランとインテルがで対戦した。
前年度のセリエA王者とコッパ・イタリア王者がタイトルをかけて激突するこの一戦。昨季スクデットを獲得したミランと、スーペルコッパ連覇を狙うインテルによる“ミラノ・ダービー”が、サウジアラビア・リヤドの地で実現した。
【スコア】
ミラン 0-3 インテル
【得点者】
0-1 10分 フェデリコ・ディマルコ(インテル)
0-2 21分 エディン・ジェコ(インテル)
0-3 77分 ラウタロ・マルティネス(インテル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/669524624a18a56a6e3d0174ebe3413042d6a9e7
7度目のスーペルコッパ制覇を果たしたインテル
試合は10分、インテルはダイレクトの繋ぎからニコロ・バレッラが裏へ抜け出すと、ファーサイドに走り込んだフェデリコ・ディマルコへラストパス。これをディマルコが左足できっちりと決め、完璧な崩しを見せたインテルが幸先よく先制する。
1点を先取したインテルは続く21分、エディン・ジェコがサイドの裏へ抜け出すと、見事な切り返しでマークを置き去りに。そのまま自ら右足でサイドネットに流し込み、精彩を欠くミランを前に早くもリードを広げた。前半はこのままインテルの2点リードで折り返す。
反撃に出たいミランは49分、カットインを仕掛けたラファエル・レオンが右足で強烈なシュートを放つも、ボールはわずかに枠の上へ。さらにミランは流れを変えるため、ディヴォック・オリジやシャルル・デ・ケテラーレら攻撃の切り札を立て続けに切る。
しかし77分、逃げ切りたいインテルは前線にロングボールを入れると、フィカヨ・トモリと上手く入れ替わったラウタロ・マルティネスが決定機を迎える。最後はアウトサイドでのシュートを選択したストライカーは、見事なコントロールでゴールを陥れて勝負の行方を決定づけた。
試合はこのまま終了。宿敵ミランに3ゴールで快勝したインテルは、2年連続7度目のスーペルコッパ制覇を果たした。