
3バックの中央でスタメン入りした長谷部は、昨年10月12日に行われたチャンピオンズリーグのトッテナム戦以来の公式戦出場に。一方の鎌田はバイエルンとの重要な一戦で、リーグ戦では5試合ぶりとなる先発落ちとなった。首位のバイエルンは、前節ケルン相手になんとか追いついたものの、現在は2試合連続でドロー。新年初勝利を目指して上位対決に臨んだ。
【スコア】
バイエルン 1-1 フランクフルト
【得点者】
1-0 34分 レロイ・サネ(バイエルン)
1-1 69分 ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e0659ece8a9c33af1e6622b707eef58734ab895
首位チーム相手に1-1のドロー、鎌田が同点弾アシスト

前半を1点リードで折り返したバイエルンは60分に追加点のチャンス。混戦からエリック・チュポ・モティングがヒールでゴールを狙うと、こぼれ球を拾ったサネが左足を振り抜くも、ここはゴール前で長谷部がシュートブロックした。
追いかけるフランクフルトは64分、鎌田とラファエル・サントス・ボレを同時投入して反撃を試みる。すると69分、カウンターから鎌田がランダル・コロ・ムアニに預けて前線へ駆け上がると、高い位置でリターンパスを受ける。そして前線でタメを作った鎌田から再び駆け上がったコロ・ムアニへ渡ると、コロ・ムアニはDFダヨ・ウパメカノをかわして自らフィニッシュ。鎌田のアシストから左足でゴールネットを揺らし、2人で圧巻のカウンターを完結させた。
その後は拮抗した展開が続くと、ホームで勝ち越したいバイエルンは88分、セルジュ・ニャブリの折り返しからゴール前のミュラーにチャンスが訪れるも、ここは長谷部が身体を張って強いシュートを打たせず。フランクフルトも鎌田やボレらを起点に、最後までバイエルンゴールを脅かす。
試合はこのまま終了。先発落ちの悔しさを晴らす形となった鎌田の活躍もあり、フランクフルトは敵地で貴重な勝ち点1を奪った。一方の首位バイエルンは3試合連続ドローとなり、2位ウニオン・ベルリンとの勝ち点差は「1」に縮まった。