ミッドウィークに行われたカラバオカップから、リサンドロ・マルティネスをマグワイアに代えただけでほぼ同じメンバーで臨んだユナイテッド。レディングは下部リーグとはいえキャロルやダン、ロングといったプレミア経験者を擁し、決して油断はできない相手といえた。
■試合結果
マンチェスター・U 3-1 レディング
■試合結果
マンチェスター・U:カゼミーロ(54分、58分)、フレッジ(66分)
レディング:ムベンゲ(72分)
https://news.yahoo.co.jp/articles/872e624db668f1048f30258cb2650d267b18312e
カゼミーロ2発のマンUが白星
35分、カゼミーロのスルーパスがDFに当たってエリア内右でルーズボールとなり、走り込んだヴェグホストが頭で折り返す。これをファーポストのラッシュフォードが頭で押し込むと、GKラムリーが抑えたもののその位置はゴールの中。ラッシュフォードの公式戦3試合連続ゴールでユナイテッドが先制かと思われたが、ヴェグホストのオフサイドを取られてノーゴールとなった。
その後も80%近いボールポゼッションで試合を支配するユナイテッドだが、レディングの粘り強い守備もあり無得点で試合を折り返した。
後半もユナイテッドのワンサイドゲームとなるが、なかなかゴールが生まれない。しかし迎えた54分、エリクセンのロングキックを右サイドで収めたアントニーのスルーパスに、スルスルっと攻め上がったカゼミーロが呼応。エリア内右からネットを揺らし、ユナイテッドがようやく均衡を破った。
先制したユナイテッドは、直後にエリクセンを下げてフレッジを投入。すると58分、ミドルレンジでボールを受けたカゼミーロが右足を振り抜くと、低い弾道の強烈なシュートがゴール右へと突き刺さり、ユナイテッドがあっさりと追加点を挙げた。
2点を追う形となったレディングは65分、キャロルがカゼミーロに対して厳しいタックルを仕掛けてしまい2枚目のイエローカードで退場。レディングは10人での戦いを余儀なくされる。
すると直後の右CK、素早いショートコーナーからニアサイドへの低いボールをフレッジがヒールで流し込み、ユナイテッドが3-0とリードを広げた。
このまま1人少ないレディングに容赦なく襲い掛かるかと思われたユナイテッドだが、72分にCKからフリーでムベンゲに合わせられて失点。点差は2点差に縮まったが、レディングの反撃もそこまで。
終始圧倒したユナイテッドが危なげない試合運びでレディングを下し、FAカップ5回戦へと駒を進めた。