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今季最高の補強と賞賛の久保建英、地元紙は“タケ依存”による酷使を懸念!「全試合でプレーする危険性がある」


ここ3試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに輝くなど、久保建英はいまやレアル・ソシエダの中心的存在だ。

だが一方で、“タケ依存”を懸念する声も上っている。ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は2月23日、「イマノルがクボとセルロトの2トップを守る」と題した記事を掲載。「日本人とノルウェー人選手はゴールとアシストで差をつけているが、故障者が繰り返されるため、ほぼすべての試合でプレーする危険性がある」と伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/749f35d7dc16187fa1fa2a724106cebdfe204294

万全なコンディションではないにもかかわらず、力強くソシエダを牽引する久保


記事は、ソシエダの好調の要因として、ダイヤモンド型の中盤の定着と久保&アレクサンダー・セルロトの2トップに確立を挙げ、「クボとセルロトは今のラ・レアルにとって欠かせない存在であり、だからこそ彼らは全力でプレーしている」と綴っている。

そして、久保は筋肉の違和感、セルロトは膝の故障を抱えながらプレーしていると指摘したうえで、日本代表MFについて「今シーズン最高の補強となり、彼の獲得が引き起こした多くの疑問を一気に払拭した」と賞賛した。

「この日本人は、ピッチ内外でのクオリティ、競争力、ふてぶてしさと自信のおかげで、誰もが受け入れることができた。彼は現在、ソシエダで最も多くのチャンスを生み出す選手だ。イマノル(・アルグアシル監督)にとって最も信頼できる兵士の一人」

同紙は、久保が3試合しか欠場していない点を挙げ、「彼(監督)は2人の重要なFWが今シーズン蓄積したゲームの負荷を分かっている。先日も2人を交代させた。彼はなんとかして管理をし、完全なコンディションでヨーロッパのステージに到達できるように(交代を)繰り返すように思われる」とし、根本的な課題を指摘している。

「大きな問題は、技術者が完全に保証された交換品や、最大限の信頼を得られる交換品を見つけられないことだ」


ターンオーバーを担える選手がいない――。それほど久保が重要な選手になったということだろう。
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