伝統の一戦で衝撃の惨敗――。指揮官は怒り心頭だ。
現地時間3月5日に開催されたプレミアリーグ第26節で、3位のマンチェスター・ユナイテッドは6位のリバプールと敵地アンフィールドで対戦。43分にコディ・ガクポに先制点を許すと、そこから守備が完全に崩壊。なすこと全てが上手くいかなかった後半に悪夢の6失点を喫し、宿敵相手に0-7という信じがたい大敗を喫した。
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「11人全員が頭を抱えているのを見た」
クラブ公式サイトによれば、エリク・テン・ハーフ監督は試合後、「怒っているか?」と問われると、「当然だ。そして驚いている。ここ数週間、数か月、本当に勝つための姿勢でいるチームを見てきた。後半の我々は、勝つ姿勢を全く持っていなかった」と吐き捨てた。
「試合に負けることはあっても、後半のような形で負けるわけにはいかない。前半はまずまずだった。より良いチャンスを作りながら、組織的なミスを犯してしまった。後半はプロらしくなかった。このような事態はあってはならないし、それについて話し合わなければならない。我々の基準に達するレベルではない。チームとしてプレーできていなかった。
1人や2人の選手の話ではない。チーム全体であり、11人全員が頭を抱えているのを見た。これはプロフェッショナルではなく、マンチェスター・ユナイテッドでもない。ファンを失望させてしまったのが、最も腹立たしい。最後まで残ってくれたファンには、本当に感謝しなければならない。帰っていった人たちは責められない。本当に酷いパフォーマンスだった。ファンをがっかりさせてしまった」
ただ、落ち込んでいる暇はない。過密日程が続くなか、自らに言い聞かせるように、こう決意を誓った。
「立ち直ってみせる。このチームは十分に強く、リセットし、立ち直ることができる。私は選手たちを知っている。彼らは強い性格の持ち主なので、立ち直れるし、そうするだろう」