サイトアイコン footcalcio

「監督だから、そういうことするな!」アビスパ指揮官が鹿島の岩政監督に面と向かって猛抗議!「スローインの時に出てくるのは良くない」


福岡の長谷部茂利監督が試合後、鹿島の岩政大樹監督に面と向かって抗議した。

4月5日に開催されたルヴァンカップのグループステージ第3節で、鹿島と福岡が対戦。試合は1-0で鹿島が勝利した。

問題のシーンはアディショナルタイムに起こった。鹿島のベンチ前で福岡のスローインの際、岩政監督は転がってきたボールを自ら拾い、そのまま移動して、福岡の選手にスローインの位置を指示したのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd112ddab98a2dfa90f85a92dbe6f971a489a99

自らボールを拾って、スローインの位置を指示

伏線はあった。その数分前の同じようなシチュエーションでは、福岡側のスローインの位置が、ボールが出た場所からやや前目だったか、岩政監督が両手を挙げて反応する場面があった。実況も「かなり前に進んでのスローインでしたので、岩政監督が怒っています」と伝える。

それがあったからか、その後のスローインでは岩政監督が“正しい位置”を指し示す行動に出たようだが、長谷部監督は納得がいかなかったようだ。

試合後の握手の際、長谷部監督は「スローインの時に、あそこに出てくるのは良くないと思うよ」と自身の考えを述べ、岩政監督を指差しながら「監督だから、そういうことするな! OK?」と強く言い放った。

過去に自軍の選手が試合中に意味もなくリフティングを見せた際には、すぐに大声で怒鳴ったこともある。妥協を許さず、はっきりとした物言いは長谷部監督らしい振る舞いだったとも言えるだろう。
モバイルバージョンを終了