
イタリア1部ローマを指揮する世界的名将ジョゼ・モウリーニョ監督(60)がサウジアラビア代表監督に就任する可能性が出てきた。
英紙「デーリー・メール」は「伝えられるところによると、モウリーニョ監督は現在〝経営陣〟からサウジアラビア代表チームを率いるよう直接打診されている。代表監督をするために2年間の契約で1億ポンド(約164億円)以上のオファーを受けており、彼は史上最高額の報酬を得た監督になるだろう」と報道。指揮官として世界最高額の年俸を提示し、2026年W杯に向けてモウリーニョ監督の招聘に動いているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f8513908b8c774903fc8f571db48aa9a57d2573
モウリーニョ監督招聘に170億円オファーか

サウジアラビアは2030年W杯招致を目指しており、26年大会の出場は最低条件。そこで名将の力を借りようというわけだが、年俸は年間5200万ポンド(約85億3000万円)。さらに「2つのオプションが含まれている。最初のシーズン終了後に契約を破棄するか。または2026年W杯まで延長することもできる」と伝えた。
モウリーニョ監督は2024年6月末までローマとの契約が残っているが、イタリアメディアによると、最近になってクラブとの関係が悪化しており、来季に向けた戦力補強でも対立。それだけにサウジアラビア代表監督に就任する可能性があると報じられているわけだが、森保ジャパンにも大きな影響が及ぶ。
来年にはアジアカップ(カタール)が開催となり、W杯予選もスタートする。日本代表にとってサウジアラビアはライバルであり、昨年のカタールW杯ではアルゼンチンを撃破し、世界を驚かせた実力国だ。これまでもアジアの舞台で好勝負を繰り広げているが、世界的ビッグクラブで結果を出してきた名将が就任となれば、さらに苦戦するのは間違いない。
