
まだリーガ・エスパニョーラは最終節を残しているが、37節消化時点で得点ランク首位に立っているのはバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキで23ゴールだ。
それをレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマ(18ゴール)、エスパニョールFWホセル(16ゴール)、アトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマン(15ゴール)、レアル・ベティスFWボルハ・イグレシアス(15ゴール)が追いかける構図となっている。
レヴァンドフスキ、ベンゼマはどちらも大物だが、2010年代のリーガを見てきた人にとっては少々物足りない得点王争いかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7ee2948d8391456d8589b81a840d1a57974f1c
バルサにはスアレス、レアルにはロナウドがいた

スペイン『as』はリーガ・エスパニョーラの力が落ちているのかと題し、今から7年前の2015-16シーズンの得点王争いを振り返っている。
当時得点王を獲得したのは、バルセロナに所属していたFWルイス・スアレスだ。何と40ゴールも決めており、MSN全盛の時代でもあった。
2位はレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドで35ゴール、3位はバルセロナFWリオネル・メッシ(26ゴール)、4位にベンゼマ&バルセロナFWネイマール(24ゴール)、6位はグリーズマン(22ゴール)、7位はアスレティック・ビルバオFWアリツ・アドゥリス(20ゴール)、8位にはレアル・マドリードFWガレス・ベイルとレアル・ベティスFWルベン・カストロが19ゴールでランクインしている。
単純な得点数で見れば、やはり当時のリーガは異常だった。2010年代はバルセロナ、レアルを中心にチャンピオンズリーグでも好成績を残しており、両クラブはベスト4の常連だった。
今季もレアルはベスト4まで勝ち上がったが、メッシを失ったバルセロナはヨーロッパリーグに回ることになってしまった。それもプレイオフでマンチェスター・ユナイテッドに敗れており、7年前では考えられなかったことだ。
