滝川二高時代から名を馳せたストライカーは、2010-11シーズンの冬に清水エスパルスからシュツットガルトに渡り、海外初挑戦。現在は遠藤航、原口元気、伊藤洋輝が在籍する同クラブで3季プレーした後、2013-14シーズンにマインツへ加入した。
すると、持ち前の得点力がドイツの地で完全に開花。先日に別の番組で「僕の中で1番良い監督だった」と称していたトーマス・トゥヘルのもと、リーグ戦15ゴールをマークした。翌年も勢いは止まらず、12ゴールをマークしていたなか、本人によればマインツ加入1年目の時点でレスターからオファーは来ていたようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/952063a0e14352edad36c6824cff9ab59d2d7efe
主力として奇跡の優勝に大きく貢献した岡崎。レスターとの関係は加入前から始まっていた
結果的に「1年我慢して、もう1度オファーをくれた」わけだが、レスターはプレミアリーグ昇格1年でもあった2014-15シーズンは大苦戦を強いられ、終盤まで最下位に低迷。すでに関係が始まっていた岡崎は、ハラハラドキドキで動向を見守っていたと言う。
「奇跡の残留と言われるシーズンで。あれを僕はずっと追いかけていたんですよ。残留してくれって感じでずっと見てて。なので、めちゃくちゃ覚えてますね。半ばちょっと最初のほうは諦めてたんですけど、また勝った、また勝ったみたいな感じで、いやこれレスターあるなってなって、オファーが来たんで。
前もレスターに行った時に、スカウトで有名な(スティーブ・)ウォルシュって方がちょうどいて、その話にもなりましたね。『追いかけてたんだ』って」
奇跡の1部残留を果たしたレスターは翌年、さらなるミラクルを起こす。クラブ創設132年目にして初のプレミアリーグ制覇という、誰も予想しなかった大偉業をやってのけたのだ。