サッカー日本代表で元ジュビロ磐田のDF伊藤洋輝(24)=シュツットガルト、浜松市出身=が、このほど、スポーツ報知の取材に応じた。先月20日に行われた南米の強豪・ペルーとの親善試合で代表初ゴールを挙げた男が、昨季の独1部リーグの戦いぶりや日本代表、次回の26年W杯への思いなどを語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/51da07e7e9b7c2bbdd65334c78c5d1d284e6c050
6月にペルー戦で代表初ゴールを決めた伊藤
―ペルー戦で日本代表初ゴール。鮮やかなミドルシュートだったが、改めて振り返ると。
「いいところでボールを受けられたので、思い切り振り抜けた。迷わなかったことが、一番ゴールにつながったと思う」
―今季の独リーグでは最後まで残留争いだった。
「個人的パフォーマンスは安定感が増したし、自信はついた。守備ではボールを奪えるようになったし、ミスも減った。自分の武器でもあるゴールに向かうパスも出せていた。昨年よりも良かったと思う」
―来季については。
「ステップアップできればしたいけど、チームに必要とされていることも自負している。ただ、もう残留争いはしたくない。シーズン最後の戦いができれば、10位以内は狙える」
―チームだと3バックの一角。日本代表だと左SBに入っているが。
「CBの方がやりやすさはあるし、一番勝負できると思っている。そのことは、森保監督には伝えてある。ただ、どこで出てもチームに貢献できる選手にならないといけない」
―11月からW杯2次予選が始まる。
「W杯予選は経験していない。話では聞いているけど、欧州組の移動はタフになる。その中で毎回、2試合こなさないといけないけど、まずは、自チームで活躍してこそ選ばれるのが代表チームだと思う。もう一回、W杯に出て活躍したという思いはある」
―若い選手たちに伝えたいことは。
「若いうちに欧州へ行けば成長の幅が広がるし、活躍すれば、評価が急激に上がるものだと、この一年で実感した。現サッカー界で見れば、とにかく、早く欧州に行くべきだと思う。厳しい部分もあるけど、充実しているものはある」