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“J1王者”横浜FMが計10ゴールの撃ち合いを制す! セルティックの前田大然は古巣相手に前半でハットトリック達成


Jリーグ王者の横浜F・マリノスと、スコットランド王者のセルティックが19日、日産スタジアムで行われた「セルティック・ジャパン・ツアー2023」で対戦した。

横浜FMは、15日に行われたJ1第21節の川崎フロンターレ戦から4選手を変更。喜田拓也に加え、山根陸、畠中槙之輔、水沼宏太がスタメンに名を連ねた。一方のセルティックは、古巣との対戦になるMF岩田智輝やFW前田大然に加え、MF旗手怜央とDF小林友希も先発。ベンチスタートとなったFW古橋亨梧以外の日本人4選手がピッチに立った。

【スコア】
横浜FM 6-4 セルティック
【得点者】
1-0 4分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1-1 6分 前田大然(セルティック)
1-2 21分 前田大然(セルティック)
2-2 23分 水沼宏太(横浜FM)
2-3 42分 前田大然(セルティック)
3-3 59分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
4-3 66分 實藤友紀(横浜FM)
5-3 85分 宮市亮(横浜FM)
6-3 87分 宮市亮(横浜FM)
6-4 90+2分 デイヴィッド・ターンブル(セルティック)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb3b9acc09cc3e553aff30a37d9d20978fe294ea

セルティックが横浜に4-6逆転負け


試合が動いたのは4分、ゴール正面、ボックス手前で前を向いたマルコス・ジュニオールがボックス左に走り込むエウベルへパスを供給。これは手前でGKジョー・ハートに処理されるも、こぼれたボールを拾ったエウベルがシュートを流し込み、横浜FMが先手を奪った。

しかし、対するセルティックも直後の6分、自陣ボックス手前でボールを奪った旗手が右ワイドを駆け上がるリエル・アバダへ展開。DFと入れ替わる形で抜け出したアバダがボックス内に侵入し、最後はファーサイドにフリーで走り込んだ前田がセンタリングを押し込んだ。

その後は横浜FMが主導権を握る時間帯が続いたが、決定機を生かしきれずにいると、セルティックがワンチャンスをものにする。21分、ゴール正面の位置でパスを引き出した旗手から岩田、ボックス右のアバダへとパスが繋がり、最後はセンタリングをファーサイドの前田が再び押し込んだ。

逆転を許した横浜FMだったが、23分にバイタルエリアで前を向いたマルコス・ジュニオールがボックス右に走り込む水沼へ浮き球のパスを送り、これを水沼が右足で合わせてネットを揺らした。試合は再び振り出しに戻り、お互いに相手のミスからゴールに迫るも得点を奪えないまま時間が経過。その中で試合を動かしたのはセルティックだった。42分、旗手の粘りから右サイドへ展開し、岩田の絶妙なタイミングのセンタリングに前田が右足で合わせ、前半でハットトリックを達成。セルティックがリードを奪って試合を折り返した。

ハーフタイムには横浜FMが前線の3選手を入れ替えると、59分に相手DFのミスからボックス内でGKと一対一になったアンデルソン・ロペスが冷静にゴールを決めて同点に。さらにメンバーを入れ替えた横浜FMは、途中出場のFW杉本健勇が引いて空いたスペースに2列目から同じく途中出場の實藤友紀走り込み、ネットを揺らした。

試合終盤には、井上健太と宮市亮の連携から宮市が2点を加えると、対するセルティックもデイヴィッド・ターンブルのミドルシュートで1点を返し、試合は終了。両チーム合わせて10得点が生まれた熱戦をJ1王者の横浜FMが6-4で制した。

セルティックは今後、22日にガンバ大阪と対戦。一方の横浜FMは、23日に行われるJリーグワールドチャレンジで欧州王者のマンチェスター・Cとの一戦に臨む。
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