日本女子代表(なでしこジャパン)が女子ワールドカップ・グループリーグ第3節でスペインに4-0の完勝を収めたことに、海外メディアが続々と反応している。
FIFAランキングで11位の日本はGL突破を確定させた状況で、同じくGL突破を決めたFIFAランキング6位のスペインと対戦した。接戦が予想されたが、日本は前半だけで3ゴールをゲット。後半にも追加点が生まれ、強豪を相手に圧巻の大勝を飾った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a6912fd78b65e2ff4b5ba22d913ec9c95904af4
なでしこジャパンの大勝に世界が注目
国際サッカー連盟(FIFA)のデータでは日本の支配率が23%、スペインが65%となっており、相手に多くの時間ボールを握らせていたことが明らかになっている。それでも堅いブロックと鋭い速攻がはまり、スペインに決定的なチャンスを作らせることなく試合を終結させた。
日本の完璧な試合運びに海外メディアも驚きを隠しきれないようだ。英メディア『BBC』は高い支配率を記録しながらも大敗したスペインについて「屈辱と恥を残した」と記し、同国の『ガーディアン』も「スペインが日本の罠にはまり続けた」と池田太監督による堅守速攻のサッカーを称えている。
また、対戦相手のスペインメディア『マルカ』は「日本が悲惨なスペインを描き出す」と伝え、『アス』は「日本がスペインを粉砕」とした上で「我々は青いシャツの通ることのできない壁を突破しなければならなかった」と日本の守備陣を評価した。