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「リバプールは誤りを認めた」“日の丸”をあしらった遠藤航のバナー撤去問題に新展開。なぜ没収されたのか?


物議を醸したバナーの撤去問題は、誤りだったと認められたようだ。

10月29日に行なわれたプレミアリーグ第10節で、遠藤航が所属するリバプールは、ノッティンガム・フォレストとホームで対戦。3-0の快勝を飾った。

この一戦で、「ENDO」の「O」を日の丸に模した遠藤の応援バナーが撤去される騒動が起きた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/576d6ab28a2f917a5a758bb467486ff8488eb6e0

撤去された日の丸をあしらった遠藤のバナー

リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』が31日に報じたところによれば、「リバプールは、日曜日のノッティンガム・フォレスト戦で勝利した際に、エンドウに捧げられた横断幕を没収した誤りを認め、サポーターに連絡した」という。

「日本の国旗とエンドウの文字を組み合わせたバナーは、アンフィールドでのキックオフに先立ち、スチュワードによって取り除かれた。だが、この事件は誤解から生じたものであり、クラブの旗と横断幕のポリシーには違反していない」

同メディアによれば、「ガザでの紛争により、安全性の観点から、クラブはこうした掲示物に敏感になっており、プレミアリーグの勧告に従い、サポーターはアンフィールドを訪れる際にイスラエルやパレスチナの国旗を掲げないよう求められている」という。

記事は「この指令は多くのファンに無視され、コップスタンドにはいくつかのパレスチナ旗が掲げられた。だが、今後も明らかに選手、サッカー、リバプールに関連するものであれば、国旗は掲げられると理解されている」と綴っている。

国旗に関する厳戒態勢の中で、いわばとばっちりを食らった結果になったようだ。
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