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伊藤洋輝、今季からシュトゥットガルトでも左SBに…独紙も“オールラウンダー”の新たな起用法に注目


日本代表DFの伊藤洋輝は、今季シュトゥットガルトでは左サイドバックでの起用が続いている。ドイツ紙『ビルト』はその起用法に注目した。

2021年夏に買い取りオプション付きのレンタルでシュトゥットガルトに渡った伊藤は、すぐさまトップチームに定着。当時指揮を執っていたペレグリーノ・マタラッツォ監督(現ホッフェンハイム)が採用する3バックでは、ほとんどの試合で左センターバックとしてプレーしていた。しかし、今年4月に就任したセバスティアン・ヘーネス監督は今シーズンから4バックに変更、伊藤は左SBとしての出場が続いている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9f8d0b3072f6b641b7b101d0742d403af2143c8

左SBとなった伊藤洋輝


そして『ビルト』は、そんな伊藤の起用法に注目。「(左SBを本職とする)新加入のマクシミリアン・ミッテルシュテットをベンチに追いやった」と指摘した。さらにヘーネス監督は、遠藤航の退団後にキャプテンに就任したDFワルデマー・アントンとDFダン=アクセル・ザガドゥをCBで起用しているものの、「イトウを欠かしたくない」ために左SBに配置したという。

さらに同紙は、伊藤に関する注目のスタッツも紹介。終盤からの出場がほとんどとなるミッテルシュテットと比較し、伊藤はアシスト数(2:1)、シュートアシスト数(14:2)と攻撃面で圧倒。守備においてもデュエル勝率(51.5%:46.9%)、空中戦勝率(61.3%:57.1%)、さらにトップスピード(33.7km/h:32.5km/h)も上回っていることを指摘している。


なお『ビルト』では“オールラウンダー”とも称される伊藤だが、日本代表では以前から主に左SBとしてプレーしている。クラブでも同ポジションで起用されることは、代表での好パフォーマンスにもつながるのだろうか。
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