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ブライトン三笘薫、なぜ大スランプに? 「敵DFが常に倍増」…英メディア“相棒不在”を指摘


イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は怪我の影響もあり、トップコンディションから程遠い状況でのプレーが続いている。英メディアも「シーズン半ばでのスランプ」と三笘の状態を危惧している。

今季の公式戦24試合に出場して3得点6アシストを決めている三笘だが、最後に得点したのは9月24日のプレミアリーグ第6節ボーンマス戦(3-1/2得点)で、およそ3か月ゴールから遠ざかっている。11月シリーズの日本代表から負傷離脱するなど最近ではコンディション不良も続いており、さらに21日のクリスタル・パレス戦(1-1)でも負傷交代となり、再び戦線離脱となる可能性がある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19378eace37dcbb64db0e859a545b0325b543a1e

「敵ディフェンダーが常に倍増してきている」


英メディア「Sussex express」は「三笘はブライトンでの輝かしいキャリアの中で難局を迎えている」と三笘の苦戦を報じている。その大きな理由について、「敵ディフェンダーが常に倍増してきている」とサイドで常に2人のDFからマークを受ける状況が多いこと、味方からの十分なサポートを受けられていないことなどが指摘されている。

昨季はエクアドル代表の左サイドバックDFペルヴィス・エストゥピニャンと抜群のコンビネーションで左サイドから幾度となくチャンスを作ったが、今季はそのエストゥピニャンが負傷で長期離脱。そのことが三笘のパフォーマンスにも影響を及ぼしているようだ。

そのうえで同メディアは三笘が本調子を取り戻すために必要な解決策を次のように伝えていた。

「今季3得点の日本人エースの復帰までにどれくらいかかるかはまだ分からないが、エストゥピニャンの早期復帰、あるいは新しい左サイドバックやウイングバックの加入があれば、三笘が調子を取り戻す可能性はあるだろう」


トップチームに負傷者が続出しているなかで、特にサイドバックは中盤が本職の選手たちをコンバートしてしのいでいる状況だ。左ウイングでプレーする三笘を助けられる選手が求められている。
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