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三笘招集は「リスク」だった 森保監督は復帰時期明言せず アジア杯


サッカー日本代表の森保一監督は25日、負傷中の三笘薫をアジアカップの代表メンバーに招集したことは「リスク」だったと認め、大会ではまだ1試合も出場していない中で復帰時期についても明言を避けた。

日本代表は決勝トーナメント1回戦でバーレーンと対戦することが決まったものの、ここまでの3試合で26歳の三笘は一度もプレーしていない。イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属する三笘は、昨年12月のクリスタルパレス戦で足首を負傷し、それ以来戦列を離れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/560d5c08ce8fe635a3cd98bb08ea3c139e788fb6

けがの状態で招集させてもらっているので、最初的にどうなるかわからない


森保監督は、三笘の回復が「予定通り」だとしながらも、復帰を急がせるつもりはないとして具合的な復帰の日にちも明かさず、「けがの状態で招集させてもらっているので、最初的にどうなるかわからない。全部リスクかもしれない」と認めた。

また、三笘を強力な武器として考えていると話しつつ、「できるという状態になった時に使うということをしていきたい。第3戦でできれば使いたかったですけど、そこは難しいという判断で」とし、「本人のトレーニングはかなり上がっていますけど、無理させないという判断をしました」と述べた。

一方、ブライトンを指揮するロベルト・デ・ゼルビ監督は先日、三笘の回復には4~6週間必要との診断が下されたことに言及し、森保監督が代表メンバーに招集したことに「本当に驚いた」と語っていた。

森保監督は、三笘のけがの状態について日本代表とブライトンが連絡を取ってきたとし、注目を集める目的で「監督はわざと言っていると思います、メディアの皆さんの前で」とコメント。「メディカルといつも連絡をとって、強化部長、GM(ゼネラルマネジャー)とか、そういう方々も会って話していますし。コミュニケーションが取れていないというのは全くない」

森保監督は三笘の存在がチームによりバリエーションと圧力をもたらすとしながらも、他の選手たちがその穴を埋められると信じている。

「相手にとっても名前というか、三苫はどういう存在なのかというのは知っているので、存在の圧力あるのかなと思います。同時に、三苫がいないから勝てないという日本ダメでしょと思っている」


日本対バーレーンの決勝トーナメント1回戦は、1月31日(水)日本時間20時30分キックオフ。試合の模様はDAZNで独占生配信される。
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