サイトアイコン footcalcio

「コースも甘い。シュートも弱い」闘莉王が浅野拓磨に怒り心頭!「選んでいるプレーが悪い」


元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が2月2日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンのFW浅野拓磨について語った。

動画内で、闘莉王氏は恒例の採点企画を実施。今回は、アジアカップのラウンド16でバーレーン代表に3-1で勝利した日本代表の指揮官と各選手を、基準点を「4」に設定して評価した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bf00fad8bf06bc073f3f025f50ff269975f1952

闘莉王がバーレーン戦の森保ジャパンを採点!

そのなかで、80分からCFに入り再三のチャンスを迎えたものの、結果を残せなかった浅野を「2点」と厳しく評価する。

「本当は1.5ぐらいだよ。いやー、下手だな。今日改めて分かった」とバッサリ。決定機を逃した3つの場面について、それぞれでやるべきだったプレーを挙げていった。

浅野は85分、左サイドをドリブルで突破した三笘薫からの折り返しをフリーで受けようとしたが、ボールを収められなかった。闘莉王氏はプレー選択のまずさを指摘する。

「ステップが合っていないから、別に足を出す必要はない。選んでいるプレーが悪い。あんなに速いスピードで足を伸ばしたら、倒れるに決まっている。

スピードのある人間は流してドリブルすればいいだけじゃん。ボールの方向に合わせて、キーパーが出てきたら、かわせばいいだけ。ボールがキーパーの方向に行ったわけじゃない」

90+3分には、中山雄太のスルーパスに反応した浅野は相手GKと1対1になったが、右足で放ったシュートは阻まれた。

闘莉王氏は「駆け引きが1個もない。コースも甘い。シュートも弱い。誰もが言える当たり前なこと。少しだけでいいので、少し右にもう1回出せばいい。中に出せばコースがめちゃくちゃ広がる。慌てる必要はない」と諭す。

90+5分には、浅野は遠藤航と三笘が繋いだボールを受けて相手DFとの3対1に持ち込んだが、南野拓実へのパスが流れ、得点にならなかった。闘莉王氏はこの場面が「一番ひどい」と憤る。

「2対1ですら簡単。3対1はもっと簡単。つっかける、ディフェンダーが出てきたら出す。誰もが教えてくれた。つっかけないとディフェンダーが後ろに下がるだけ。スピードを上げる必要はない。速いスピードでできないならば、少しスピードを落とすと、簡単になる」

さらに、「とてつもないパスを出したね。酷かったね。『闘莉王氏はめちゃくちゃ辛口だよ。文句しか言わないよ』って、そうなるよ、あのプレーを見ると」と述べる。

現役時代はFWだった前田遼一コーチに矛先を向け、「遼一やれ!100回ぐらい、あの練習をしろ!『同じことをしたら2度と使わない』って言ってやれ!」と吠える。

そして、「プロだよ、海外でやっているんでしょ?恥ずかしいよ。Jリーグでも恥ずかしい、恥かかすな!」と最後まで怒り心頭だった。


日本代表は、今夜20時30分(日本時間)にキックオフとなるアジアカップ準々決勝でイラン代表と対戦する。
モバイルバージョンを終了