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日本を沈める決勝PK弾に感無量 イランMF「信じられません」「日本を尊敬。しかし上を行けた」


カタールで行われているサッカーのアジアカップ(杯)で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング17位の日本代表は3日に準々決勝で同21位イランと対戦。1-2で敗れて8強敗退となった。同点で迎えた後半アディショナルタイムに、イランがPKで決勝点。キッカーを務めたMFアリレザ・ジャハンバフシュは「信じられません。とても感情的になっています」と試合後に感無量のコメントを残した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a3b277efcd5825f8389372811570c9abca22e770

アジアカップ、日本は8強で敗退


1-1で迎えた後半ATだった。イランが長いボールを入れ、ヘディングでつないだところを板倉がクリアしようとジャンプするが、空振りの形に。ここに詰めてきたカナアニを倒してしまい、PKを献上した。イランのキッカー、ジャハンバフシュにきっちり決められてリードされた。

試合はこのままイランが勝利。カタールのスポーツ専門局「beINスポーツ」公式Xは試合後、決勝点を決めたジャハンバフシュのインタビュー映像を公開。「ええ、信じられません。とても感情的になっています。今の私の気持ちを表現するのはとても難しいです。チームとして私たちが今日したことは信じられないことでした。素晴らしいパフォーマンスができました」と日本撃破に感無量の様子だった。

「タフな試合でした。日本に大いなるリスペクトを持っています。素晴らしい選手を数多く擁しています」と日本に敬意を示しつつ、「しかし、あらゆる場面で私たちは上を行くことができました。チームとして全員が素晴らしい仕事ができたと思います」と勝利の手応えを口にした。「この勝利をイランの人たちに捧げたいと思います。私たちは今日、心でプレーできたと思います。それが今日の違いを作ったと思っています」とも語った。

日本は史上最多5度目の優勝を目指していた大会。グループリーグは2位突破で、決勝トーナメント初戦はバーレーンに3-1で勝利していたが、優勝候補同士の一戦をものにできなかった。
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