日本代表のキャプテンとしてアジアカップ優勝を目指した遠藤航だが、残念ながらベスト8敗退という結果に終わった。だが、遠藤はすぐに再びリバプールでの戦いに戻らなければならない。
12月に獅子奮迅の活躍でクラブの月間最優秀選手に選ばれた遠藤だが、離脱中はアルゼンチン代表のアレクシス・マカリステルが復帰。もともとは中盤の底でレギュラーだった彼の活躍で、遠藤復帰後のポジション争いが注目されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a832e10ca3d17bb847fa125c10f2f51014cfd4f
アジアカップで離脱する前はスタメン出場を続けていた遠藤
リバプールは2月4日のプレミアリーグ第23節で、アーセナルに敵地で1-3と敗れた。専門サイト『Anfield Index』は5日、手痛い黒星を喫した中で「唯一の輝かしい光」となったのが、マカリステルだと報じている。
同メディアは「エンドウはアジアカップ出場で離脱する前に見事な調子だった。だが、以降はマカリステルが中盤の居場所を手にしている。そのため、マカリステルは今後ポジションを保つのに十分なことをしてきたと考える」と伝えた。
「しかし、ドミニク・ソボスライのケガの件やライアン・フラーフェンベルフの不調から、(遠藤とマカリステルの)同時先発起用に扉が開かれる。その場合はエンドウが中盤の底に戻り、マカリステルはカーティス・ジョーンズとともに8番(インサイドハーフ)の一角となるだろう」
さらに、Anfield Indexは「マカリステルはエンドウよりも長期のプロジェクトだ。そのため、このリバプールのチームで成長していくために出場時間は重要となる」と続けた。
「エンドウの出場時間を厳しく制限すべきという意味ではない。だが、ユルゲン・クロップ監督はできるならマカリステルの成長を妨げないように気をつけなければならない」