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「問題はキョウゴではなく、供給がないこと」“古橋外し”を求めるセルティックサポの声に地元メディアが反論


セルティックの古橋亨梧が、過去2シーズンほど得点を量産できていないのは周知のとおりだ。

ブレンダン・ロジャース監督率いるセルティックは、2月3日のリーグ前節アバディーン戦で1-1と引き分け、2ポイントを逃すかたちとなった。宿敵レンジャーズとポイントで並んでいる。

アバディーン戦でもゴールがなかった古橋は、今季ここまで公式戦32試合で11得点。リーグ戦で23得点、公式戦で34得点をあげた昨季と比べ、ペースダウンが否めない。

そのため、一部では古橋に対する不満の声もあるという。だが、セルティック専門サイト『The Celtic Star』は2月6日、「キョウゴはベストの調子ではないが、セルティックに彼を外す余裕はない」と報じている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41f8afdf10f98f0e972e05f87217e59e538305d9

ここまでは11ゴールの古橋


同メディアは古橋の調子について、「公式戦11得点は悪い見返りではない。だが、彼の非常に高い水準からすればひどい数字だ」と伝えた。

「監督が代わったことや、プレースタイルの変化によるものなのかは、議論の余地がある。だが、優れた選手はどんな変化にも適応するものだ。だから、不調の時期にあるだけかもしれない」

そのうえで、The Celtic Starは「サポーターの間では彼を外し、明日の試合(7日のハイバーニアン戦)では新戦力のアダム・アイダが代わりに出場すべきとの声が増えている。だが、それは解決策ではないと考える」と続けている。

「問題はキョウゴではなく、それ以上に彼への供給がないことだ。変化が必要なら、それはサイドだろう。ルイス・パルマとリエル・アバダはこの数週間でひどかった。しかるべき供給ができていなかった。十分ではなかった」

さらに、同メディアは「アイダとニコラス・キューンは途中出場でシャープな様子だった。ハイバーニアン戦で出場にふさわしいし、キョウゴが再び得点をあげていくための材料をもたらしてくれるかもしれない」と報じた。

「彼らにチャンスが与えられ、キョウゴに1、2ゴール決めるチャンスをもたらし、キョウゴが強く必要としている自信につながることを願おう。それに、ダイゼン・マエダが戻って、プレーする準備が整っているかが分かるだろう。彼はサイドでもっとエネルギーや必死さをもたらしてくれる」


いずれにしても、古橋がアンジェ・ポステコグルー前政権のときのように躍動できていないのは周知のとおり。ロジャースの下で難しい状況が続く古橋とセルティックは、状況を好転させられるか。
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