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鎌田大地への賛辞がローマで相次ぐ…ラツィオ番記者も熱弁「カマダは絶対に生かすべき」


セリエA第24節のカリアリ戦で公式戦6試合ぶりに出場したラツィオに所属するMF鎌田大地について、OBのルイジ・コリーノ氏と番記者のジュリオ・カルドーネ氏らが12日、地元ラジオ局『ラディオセイ』の番組内で語った。

先月7日のウディネーゼ戦の出場を最後に、約1カ月にわたって出場機会が訪れなかった鎌田。チームが直近の3試合で低迷する中、現地では元フランクフルトMFがベンチを温め続けることに疑問の声も上がっていた。

そんな中、鎌田はカリアリ戦の78分にダニーロ・カタルディに代わって6試合ぶりにピッチに登場。左ゴールポストを叩いてゴールをかすめるなど印象的な活躍を見せた。久々にピッチに姿を現した鎌田のパフォーマンスは、現地で高く評価されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a733b0f5be0f618dc69c8fa79eae5153bfbf3e6

この青年がシーズン終了までの間に、何かを与えてくれるはずだ


地元ローマのラジオ番組で司会を務めるグイド・デ・アンジェリス氏は「多くの人が、カマダが非常にうまく試合に入ったと言っている。私はこの青年がシーズン終了までの間に、何かを与えてくれるはずだと考える。彼の将来は分からないが、クオリティを持っているのが見て取れる。彼を生かすべきではないだろうか」と疑問を提起。するとラツィオOBが自身の見解を語った。

「全くその通りだ。彼にはクオリティがある。別のリーグからやって来たために、当然、少し苦労はあっただろう。だが、彼もチームに貢献できることを願っている。彼はラツィオの力となるための全てのクオリティを兼ね備えているのだからね」

続いてイタリア紙『ラ・レプブリカ』などに寄稿するカルドーネ記者もカリアリ戦の鎌田のパフォーマンスに見解を示すと、ラツィオで生かすべき選手であると熱弁した。

「そうだね。以前よりも良かったよ。彼が入ったタイミングは、カリアリが試合を立て直そうとしていた段階で、決して簡単ではなかったはずだ。彼の姿勢は非常に気に入ったよ。あのゴールは(決まらずに)残念だった。非常に良いドリブルを見せていたので決まって欲しかった。もしかしたらオフサイド気味だったかもしれないが、とにかく良い感触だった。カマダは絶対に生かさなければならない選手だ。絶対にね」


ラツィオは次戦、14日にチャンピオンズリーグのラウンド16第1レグでバイエルン・ミュンヘンと対戦する。
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