ボーフムは18日、ブンデスリーガ第22節でバイエルンと対戦した。試合は立ち上がりからボーフムが勢いを持って入ったが、14分にゴール前の混戦からジャマル・ムシアラに強烈なシュートを叩き込まれて先制点を許してしまう。それでも38分、アントニー・ルジアとのワンツーから浅野が同点弾を奪うと、一気にボーフムが攻勢に。44分にはセットプレーからケベン・シュロッターベックがヘディングを沈め、逆転に成功した。後半はPKで突き放すと、終盤はバイエルンの猛攻を受けたが、1失点に抑えて試合は終了。3-2でボーフムが大きな勝ち点3を手にした。
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ボーフムが浅野拓磨らの活躍でバイエルン撃破
同点弾となった38分の場面については「完全に思い通りのシュートが打てた」と表現。続けて、「一つ目のパスがずれてしまったけど、キャプテンがあそこ粘ってくれて、あとはもう走るだけだった。どの試合でもああいうシーンがあるので、今日は思い切って打ってよかった」とゴールを振り返った。
チームとしてはホームで強敵を撃破。今後に向けて自信になる勝利だったと言える。それでも浅野は「力で勝ったとは僕自身、思っていないですし、決して満足はできない。だけど、やはりやっていたらこういう日もある」と主張。その上で、勝利を後押ししたサポーターについて言及した。
「このスタジアムは、どこのスタジアムと比べても雰囲気であったり、後押しは素晴らしいものがあるなとピッチでやっていても感じる。相手も相当やりにくいやろなと。(今日の勝利は)間違いなく選手の力だけではなかったと思います」
ブンデスリーガは残り12試合。シーズン終盤に向けて浅野は、「リーグで10点取るというのはシーズンが始まる前にチームのみんなに言っていましたし、そこは最低限ですね。それが自然とできていたらチームの勝利に貢献できていると思う」とさらなるゴールを誓っていた。