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リバプールが後半54分に決勝弾で劇的勝利、遠藤航「勝ち点3が大きい」左足首は「完璧ではないが痛みがなかった」


◆イングランド・プレミアリーグ第27節 ノッティンガム0-1リバプール(2日、英国・ノッティンガム・ザ・シティ・グラウンド)

プレミアリーグの第27節が7試合行われ、日本代表の主将でMF遠藤航(31)が所属するリバプールはアウェーで17位のノッティンガム・フォレストと対戦。1ー0で勝利した。2月25日に行われたリーグ杯決勝の後半に左足首をひねりながら延長戦を含めた120分フル出場を果たした遠藤は、28日に行われたFA杯を欠場したが、この試合にはベンチ入りした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dbf1d5dfe0aa43f00f173ee6046246c5092c0bbc

リバプールが後半54分に決勝弾で劇的勝利

相手が守りを固め均衡が破れなかった。クロップ監督が動いたのは後半15分。19歳MFクラークとミスが目立ったロバートソンに代えて遠藤とFWヌニェスを投入した。ピッチに入ると遠藤はマック・アリスターに何かをつぶやいた。試合後、2人で攻撃の起点となる「ダブル・ボランチで行こう」と話したことを明かした。

2人が共闘を始めると、中盤の底から質の高い縦パスが目立って繰り出され始めた。ノッティンガムの選手は接触プレーが起こるたびにピッチに倒れ込み、時間をつぶした。この時間稼ぎの結果、表示された後半アディショナルタイムは8分。決勝点はそこからさらに1分延長された9分に飛び出した。

リバプールがこの試合12本目のコーナーキックを奪った。CKの混戦をマック・アリスターがボールを奪った。左側にターンをしながら切り返すと、左足で前方のヌニェスめがけてスルーパス。相手DF2人に挟まれながらも見事なヘディングを合わせてゴールの左隅に流し込んだ。

ラストミニッツを1分過ぎた後半54分の劇的決勝弾。勝ち点1差で首位リバプールを追う2位マンチェスターCと2差の3位アーセナルを再び突き放すゴールとなった。

次週はヨーロッパリーグのアウェー戦、10日には今季のリーグの優勝を占う2位マンチェスターCとの直接対決がある。遠藤は「怪我人が帰ってきてポジティブな要素が多い」とギリギリで勝利を握ったチームについて語ると、「左足はまだ完璧ではないですけど、今日やってそんなに痛みはなかったので。大丈夫だと思います」と続けて、次週に控えた大一番を静かににらんでいた。

次節、リバプールは7日に敵地でヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16ファーストレグのスパルタ・プラハ戦を戦い、10日には次節のプレミアリーグでマンチェスターCとの“首位攻防戦”に臨む。
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