フェイエノールトは17日、エールディヴィジ第26節でヘーレンフェーンと対戦。上田は2-2で迎えた75分にエースのサンティアゴ・ヒメネスとの交代でピッチに立つ。すると最終盤の88分、相手のボックス前でのリスタート時のミスを見逃さずにボールを奪取するとそのままボックス内に侵攻。右足で一対一を制して逆転弾を挙げ、3-2と勝利へ導いた。
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途中出場から決勝点
Many more memories to come, Ayase Ueda
これからも思い出をたくさん作ろう、上田綺世! pic.twitter.com/mzw19vOJHZ
— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) March 17, 2024
「まず第一に、ストライカーとしては得点を決めたいし、できれば大事な場面で決めたい。彼は何度もそれに近づいている。アウェーのラツィオ戦では、終了間際にキーパーがボールをつかんだのを今でも覚えている。ゴールを決めたのは彼にとってはとても嬉しいことだ。特に上田には必要なことだと思う」
史上最高額で加入しながらまだ2ゴールにとどまっていることに関して、スロット監督はこう述べる。
「上田はとても内向的だ。彼がチャンスを逃したときや、出場したのにその後に出場したときの態度を見ればわかる。日本人には、クラブの人たちからの信頼に応えたいという気持ちがある。彼は、それがまだ十分に成功していないことにもどかしさを感じている」
「上田は常にハードワークを続けてきた。彼はいつもそうしてきたし、遅かれ早かれ努力は報われる。彼は今日それを手にした。でも、デ・カイプでの初得点については、まだ少し混乱しているようだ。次に彼が出場するときは、ファンが彼を全面的に受け入れてあげよう。実際、彼らはすでにそうしている。サンティアゴと同じように、彼はそれを使うことができる」