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「チームに迷惑をかけた」堂安律、決定機を逸したことを反省…アシスト場面やシステム変更に手応えも「自分が決めていれば…」


2026年ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループB第3節、日本代表vs北朝鮮代表が21日に開催され、1-0で勝利した。試合後、堂安律が取材に応じ、今回の試合を振り返った。

試合は開始早々の2分に堂安律のアシストから田中碧のゴールで先制。ハーフタイムにかけても試合を支配した中、1点リードのまま試合を折り返すと、迎えた後半はGK鈴木彩艶がファインセーブを見せるなど同点弾を許さず。そのまま1-0で勝ちきり、2次予選3連勝とした。

先制点の起点となるラストパスを見せたのは堂安だった。ゴールシーンについて振り返ると、「(南野)拓実くんが決めてくれるかなと思っていた」中で、ルーズボールを素早く拾ってからマイナスへパス。「相手のDF陣が下がっていることはわかっていた。碧がいることまでは見えていなかったですが、あそこに落とせば誰かいるだろうと信じて蹴った」ところでゴールが生まれたようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/24538e45fae807f59b24f3d3fe0c45b609c490e1

自分が決めていれば、後半はもっと楽な展開になったことは間違いない


試合に関しては「対戦相手がガツガツ来ることもわかっていた中で、前半の入りは比較的良かったと思います」とする一方で、前半の終盤に迎えたチャンスを決め切ることができず。「拓実くんから素晴らしいボールが来て、ファーストタッチもうまくいった。まだ見返してないのでわからない部分もあるが、シュートが甘かったのか、GKのファインセーブなのか、それとも浮かせるアイデアがあって良かったのか、この後確認したい」とチャンス場面を振り返り、「自分が決めていれば、後半はもっと楽な展開になったことは間違いない。そこに関してはチームに迷惑をかけましたし、反省もしています」と率直な思いを語った。

それでも、北朝鮮が「相手の監督が喝を入れたのか、目の色を変えて戦ってきた」中で、終盤はチームとして5バックのシステムに変更。堂安はそのタイミングでお役御免となったが、「5バックにしてからは楽に対応できて、選手たちの中でも手応えがあった」とし、AFCアジアカップカタール2023に触れつつ「失敗から学んだ場面だった思います」と明かしている。

「臨機応変に対応できたのはポジティブでしたが、もっとシンプルにやればいなせるシーンもあった。良いところも悪いところも双方出たと思います」と語った堂安。26日の北朝鮮戦が現時点で開催地が未定となるなど難しい状況だが、「僕たち選手はしっかりリカバリーをして待つだけ」と前を向いていた。

日本はこの後、26日に行われる第4節で北朝鮮とのアウェー戦を迎える。
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