2シーズン前のCL王者と、昨季の優勝チームが、準々決勝で相まみえる。今季、レアル・マドリードはグループCに組み込まれ、6戦全勝と安定感のある戦いを披露。決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ではライプツィヒ(ドイツ)と対戦し、ブラヒム・ディアスの“ゴラッソ”でファーストレグを1-0で制すと、セカンドレグは相手に多くのチャンスを作られながらも1-1で終え、4シーズン連続の準々決勝へ駒を進めていた。
一方、マンチェスター・シティもグループGの戦いを6戦全勝と無傷で終えた。ラウンド16ではコペンハーゲン(デンマーク)相手に2試合通して力の差を見せつけ、終わってみれば2戦合計スコアは6-2。ファーストレグ、セカンドレグともに早い時間帯に先制したことで、わずかな隙を見せてしまったことは事実だが、それ以上に攻撃陣が破壊力を見せつけ、開幕から8戦連続で3得点と強者の戦いを見せている。
【スコア】
レアル・マドリード 3-3 マンチェスター・シティ
【得点者】
0-1 2分 ベルナルド・シルヴァ(マンチェスター・シティ)
1-1 12分 ルベン・ディアス(OG/レアル・マドリード)
2-1 14分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
2-2 66分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)
2-3 71分 ヨシュコ・グヴァルディオール(マンチェスター・シティ)
3-3 79分 フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3638d45e1393987dce01d10c5005de1151b48541
ハーランド、ヴィニシウスの両エースにゴールはなかった
🆑結果速報🆑
レアルとマンCの一戦はハイレベルなシーソーゲームに…互いに3点を奪いドローで終了https://t.co/ogvHfgZh41🗣️編集部より
「マンチェスター・シティは2本のミドルシュートで逆転に成功。しかし、レアル・マドリードもバルベルデがゴラッソを叩き込み、3-3のドローで終わっています」 pic.twitter.com/uZc1lmBfUb— サッカーキング (@SoccerKingJP) April 9, 2024
序盤はマンチェスター・シティが前への圧力を強めたが、レアル・マドリードも慌てることなく対応。すると12分、敵陣へ押し込んだ状態のなか、右サイド高い位置を取ったダニエル・カルバハルは左斜め後ろのエドゥアルド・カマヴィンガを使う。カマヴィンガは中央へ持ち運んで左足を振り抜くと、このミドルシュートがルベン・ディアスに当たってゴールに吸い込まれた。
早くも試合を振り出しに戻したレアル・マドリードは、直後14分にもカウンターでゴールを脅かす。自陣へ降りて縦パスを受けたヴィニシウスがうまくターンしてスルーパスを送ると、最終ライン背後のスペースへロドリゴが抜け出す。左サイドからボックス内までボールを持ち運ぶと、1度はマヌエル・アカンジに追い付かれたものの、アカンジの股下を通す一撃を流し込み、レアル・マドリードが逆転に成功した。
その後はマンチェスター・シティがボールを保持する時間が続きながら、レアル・マドリードのソリッドな守備陣形を崩し切るまでには至らず、前半はこのままレアル・マドリードの1点リードで終了。後半に入っても、48分にボックス左でボールを受けたグリーリッシュが右足でフィニッシュまで持ち込むなど、マンチェスター・シティがボールを握って前へ出る。
対するレアル・マドリードは53分にチャンスが到来、マンチェスター・シティ守備陣でのパス回しが乱れると、セカンドボールを拾ったベリンガムがボックス内へ侵入。切り返しから縦へ持ち出し、左足を振ったものの、シュートはわずかに枠を外れる。56分には敵陣左サイドでサイドチェンジのボールを受けたロドリゴがスルーパスを流し入れると、ボックス左へ走り込んだヴィニシウスが左足で狙ったが、ここも枠を捉えきれない。
このままレアル・マドリードの1点リードのまま時計の針は進んだが、66分にはマンチェスター・シティの“若きエース”が違いを見せつける。右サイド深い位置から切り返したB・シルヴァがマイナスへ繋ぐと、ストーンズを経由し、ボールはボックス手前で待っていたフォーデンの元へ。フォーデンは迷いなく左足を振り抜くと、ゴール左上を狙ったコントロールショットが突き刺さった。マンチェスター・シティが王者としての意地を見せ、再びスコアは同点となった。
勢いに乗るマンチェスター・シティは直後の71分、フォーデンが左サイドへ展開すると、ウイングのポジションで待っていたグリーリッシュがドリブルで前進。ボックス左からマイナスへ落とすと、サポートしていたヨシュコ・グヴァルディオールが右足一閃。利き足ではない右足から放たれたミドルシュートがゴールネットを揺らし、マンチェスター・シティが逆転に成功した。
だが、レアル・マドリードもこのままやられっぱなしでは終わらない。79分、途中出場していたルカ・モドリッチが中央からドリブルで持ち運び、左へ繋ぐと、ヴィニシウスが左足でクロスボールを供給。このボールが、ボックス右のスペースへ走り込んできたフェデリコ・バルベルデにピタリ。右足ダイレクトでボレーシュートを叩き込み、今度はレアル・マドリードが追いついた。
試合はこのままタイムアップ。超ハイレベルなシーソーゲームとなった一戦は、互いに最後まで譲らず、3-3のドローで終了。両チームともに4シーズン連続の準決勝進出を目指し、セカンドレグで勝ち越しを狙う。
コメント
言うほどハイレベルだったか?
リーグのチェルシー対シティの4-4の方が白熱して面白かった
まぁ2ndlegは普通にシティが勝って終わりだな
面白い試合だった
もう一試合も2-2のスコアレスドローで2試合合計10点w
ゴールし過ぎw