イゴール・トゥドール監督の就任後、レギュラーに抜擢された鎌田大地の評価は高まるばかりだ。
2-2のドローに終わったセリエA第35節のモンツァ戦でも、ダブルボランチの一角で躍動。11分に強烈なミドルシュートを放ち、相手GKミケーレ・ディ・グレゴリオが弾いたボールをFWチーロ・インモービレが押し込んで奪った先制点を演出すれば、攻撃の起点となるパスや献身的な守備でも貢献した。
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攻守両面での活躍が光る鎌田
ラツィオの専門サイト『Lazialita』で、ラツィオファンで有名なジャーナリストのグイド・デ・アンジェリス氏も日本人MFを称賛。モンツァ戦のパフォーマンスについて、「彼だけが頑張っている」と称えている。
「彼は時速1000マイルで60分間プレーし、いくつかの見事なリカバリーの主役となり、何よりもディ・グレゴリオが阻止してインモービレが足で詰めたシュートを蹴り込んで我々にアドバンテージをもたらした」
同氏は、「彼は両方のフェーズでたくさん走り、自分自身を犠牲にし、明らかにシーズン全体の埋め合わせをしている。しかし、今となってはラツィオにとって本当に遅すぎる」と続けている。
もう少し早く鎌田を起用しておけば、ラツィオも違うシーズンになったと感じているようだ。