ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が世界最高峰のイングランド・プレミアリーグでトップクラスの攻撃力を発揮していると、英主要メディアのスカイスポーツ(電子版)が報じた。
29日の強豪リバプールとのFA杯4回戦で“空中ダブルタッチ”からスーパー決勝弾を決めるなど、直近公式戦6試合で4ゴール1アシストという大活躍を受けて、30日に特集記事を掲載。リーグ戦90分あたりのデータで三笘が「流れの中のゴール(0・48)」でリーグ7位、「同アシスト(0・26)」で同5位であることを紹介した上で、両部門でトップ10入りしているのは三笘だけであることを指摘し「彼以上に得点とチャンスをコンスタントに生み出している選手はいないということ」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a4af2f6a21c4317d1c18777bc8629d8cfc9beb
決定力でも世界的な注目を集めるようになった三笘
見出しで三笘を「ドリブルマスター」と表現し、筑波大でドリブル理論を研究した経歴も紹介。また昨季、期限付き移籍でプレーしたサンジロワーズ(ベルギー)で同僚だった英国人DFバージェスは「練習でも試合でもファーサイドの隅に決めるのが得意。ティエリ・アンリのようだ」と証言し、アーセナル、バルセロナなどで活躍した元フランス代表のレジェンドFWと重ね合わせた。
30日付の英紙サンも三笘の特集を掲載。川崎F時代から無双を誇ったドリブルだけでなく、今や決定力でも世界的な注目を集めるようになった三笘。4日のボーンマス戦では公式戦3試合連続ゴールへの期待が高まりそうだ。
《ユニ販売数も一番》三笘の躍進はピッチ内だけにとどまらない。クラブの公式ショップのユニホームセールスでは、W杯優勝に貢献したアルゼンチン代表MFマカリテルを引き離して断トツ。12月から在庫切れが続き、追加販売のメドも立っていないという。シーズン半ばでの売り切れは異例。スタッフのジェイミー・ハリアさんは「12月中旬にはユニホームが売り切れました。12月時点でユニホームの売り上げ1位は断トツで三笘選手。彼の謙虚な人柄には本当に好感が持てます。それが人気につながっていると思う」と説明した。