刺激的な横断幕と大ブーイング。異様な雰囲気に包まれた大宮アルディージャの最終戦セレモニー | footcalcio

刺激的な横断幕と大ブーイング。異様な雰囲気に包まれた大宮アルディージャの最終戦セレモニー

J2・J3・JFL

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2023年11月12日に行なわれた大宮の最終戦セレモニーは異様な雰囲気に包まれた。のっけからブーイングの嵐で、大宮サポーターは以下のような横断幕を掲げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2da30d59264e696dfb3f20ac82c9b2bb77112803

今季のJ2で21位に終わった大宮

「(再)NTT様弱さよりも強くなる情熱が感じられないことに失望しています」

「目標未設定 不十分な編成 Jリーグ舐めるな」

「恥を知れ」

「俺たちは情熱、信念のある経営者と共に戦いたい」

「走れない闘えない努力もしない口先だけは立派な史上最低イレブン」

「J2 21位は結果よりも居心地の良さを求めた者が招いた必然の結果」

刺激的なメッセージ(一部抜粋)とはいえ、今季の体たらくに対するファン・サポーターの素直な気持ちだろう。

東京Vに0-2と完封負けしたホーム最終戦を振り返って、原崎政人監督(今季限りでの退任が決定)は会見で次のように話していた。

「最終戦で勝てなかったことは今季を象徴しています。前半良いゲームができても、守りきれない。そういうところの弱さを改善できない、修正できない。まだ指導不足です。このクラブがこのクラブが魅力あるクラブになるために残された選手、スタッフが前を向いてくれることを期待しています。ファン、サポーターの厳しい声、このスタジアムに来て戦ってくれている思いを受け止めて前に進んでもらいたいです」

現在J3の5位で、J2ライセンスを持たないFC大阪がJ3で2位に滑り込んだ場合にのみ、大宮のJ3降格は回避される。だがFC大阪は残り3試合で2位鹿児島ユナイテッドとは勝ち点6差で、2位浮上は厳しい状況だ。
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