2日に行われたプレミアリーグ第20節・ウェストハム戦をドローで終え、リーグ戦での無敗を「3」に伸ばしたブライトン。今シーズンここまでの公式戦で24試合出場3ゴール5アシストを記録している三笘薫が代表活動により離脱するなか、4回戦進出を目指してストークの本拠地『ブリタニア・スタジアム』に乗り込んだ。
【スコア】
ストーク 2-4 ブライトン
【得点者】
1-0 16分 オウンゴール(ストーク)
1-1 45+6分 ペルビス・エストゥピニャン(ブライトン)
1-2 52分 ルイス・ダンク(ブライトン)
2-2 63分 ルイス・ベイカー(PK/ストーク)
2-3 71分 ジョアン・ペドロ(ブライトン)
2-4 80分 ジョアン・ペドロ(ブライトン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c824e7fb8a6f0fec63fbb4a97db1a7133357d9b
豪快なミドルシュートを決めたエストゥピニャン
リードを奪われたブライトンは、武器であるポゼッションを生かしてボールを支配し続けるが、ストークの堅いブロックと鋭いカウンターに苦戦を強いられる。前半アディショナルタイムには、右サイドの浅い位置でフリーキックを獲得すると、パスカル・グロスが右足でクロスを供給。ファーサイドで待ち受けていたルイス・ダンクが頭で合わせるが、ストークのGKダニエル・イヴェルセンによって防がれてしまう。
すると、直後の45+6分に右サイドでボールを持ったジャック・ヒンシェルウッドがクロスを送る。相手選手にクリアされたボールをビリー・ギルモアがヘディングで繋ぎ、ボックス外でパスを受けたペルビス・エストゥピニャンが左足を振り抜く。シュートは強烈な勢いでゴールネットに突き刺さり、ブライトンが貴重な同点弾を獲得した。
同点で迎えた後半、ブライトンが試合をひっくり返す。52分に左サイドでコーナーキックを獲得すると、グロスはショートコーナーを選択。再びパスを受けてペナルティエリア内に持ち運び、左足で柔らかいクロスを蹴り込むと、大外にポジションを取っていたダンクが打点の高いヘディングでネットを揺らし、逆転に成功した。
リードを許したストークだったが、62分にコーナーキックから合わせたルーク・マクナリーのヘディングが相手のハンドを誘発。獲得したPKをルイス・ベイカーがゴール左に決め、再び試合は振り出しに戻された。
撃ち合いとなったゲームは、71分に再度スコアが動く。グロスが放ったシュートの跳ね返りをファン・ヘッケが回収し、再びグロスへとボールを預ける。ボックス右角付近から右足で送られたクロスを、2列目から飛び込んできたジョアン・ペドロが豪快に頭で合わせ、ブライトンがリードを奪い返した。
その後も、ジョアン・ペドロがさらに追加点を奪い、そのまま試合は4-2で終了。勝利したブライトンが3回戦を突破した。