
プロサッカー選手は様々な理由から移籍をする。アスリートとしての短いキャリアで、ひとつのクラブに長くとどまるケースは、必ずしも多くはない。
特に現代サッカーでは、「ワンクラブマン」が稀有な存在となった。キャリアのすべてをひとつのクラブにささげるまでいかずとも、同じチームで長期間プレーする機会も減ってきている。
国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』は2月13日、現所属クラブにおけるトップチーム在籍期間の長さに基づく「最も忠実な選手」ランキングを公開した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d1792c0676e7765176e5e15378a276951ae86b7
日本クラブ所属選手では、4位タイとなる18シーズンの城後寿(アビスパ福岡)が最上位

対象は世界の60リーグで、2024年2月14日まで。途切れることなく現所属クラブのトップチームに在籍した期間を序列化している。
日本クラブ所属選手では、4位タイとなる18シーズンの城後寿(アビスパ福岡)が最上位。9位タイの17.5シーズンで青山敏弘(サンフレッチェ広島)が続いた。
そのほか、21位タイの16シーズンが宮澤裕樹(コンサドーレ札幌)、33位タイの15シーズンがキム・ジンヒョン(セレッソ大阪)と登里享平(川崎フロンターレ。今季からセレッソ大阪)、46位タイの14シーズンが森重真人(FC東京)、61位タイの13.5シーズンが小林悠(川崎)、荒野拓馬(札幌)だった。
全体トップはCSKAモスクワのGKイゴール・アキンフェエフ。もうすぐ38歳の守護神は、じつに21シーズンも同クラブに在籍している。
