マルコ・ロイス、本拠地でのラストマッチでドルトムントファンにビールをふるまう  「今までありがとう!お別れのビールは僕のおごりだ」

ブンデス引退・退団
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マルコ・ロイスは、ブンデスリーガ最終節のSVダルムシュタット98戦で本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクと別れを告げた。34歳のドルトムントのプレイメーカーは12年間で427試合に出場し、170ゴールを決め、DFLスーパーカップとDFBボカール制覇に貢献してきた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3cb0626d91783177bab7d2fb5a428618d9aee3b

ビアスタンドに貼られたマルコ・ロイスからのメッセージ



試合前にドルトムントファンはロイスに「Danke Reus(ありがとうロイス)」と感謝と愛の横断幕を掲げた。そして、試合後にロイスはスタンドに上がってファンと一緒に歌い「ホームでのプレイは最後だし、楽しみたかった。みんなが僕に示してくれた愛に、ものすごく感謝している。何かお返しができればと思っている。『黄色い壁』の雰囲気を感じることができて完璧だった。また必ず戻ってくるよ」と語った。

試合はロイスがフリーキックでラストマッチに相応しいゴールを決め、ドルトムントがダルムシュタットに4-0で勝利し、ブンデスリーガでの戦いを終えた。そして、ドイツ『Sky』によると、ロイスは最終戦に集まったファンに「今までありがとう!お別れのビールは僕のおごりだ。あなたのマルコ」とメッセージを送り、ビアスタンドでビールを振舞ったという。

マルコ・ロイスにとってのホーム最終戦は終わったが、ドルトムントの今シーズンが終わったわけではない。ドルトムントにはレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝戦という最高の舞台がまだ残されている。ドルトムントのスポーツディレクターであるセバスチャン・ケール氏は「これ以上の素晴らしい別れを考えるのは難しい。2週間後(CL決勝)に彼に戴冠させたくなければ、絵に描いたような別れになるだろう」とし、「我々はウェンブリー(スタジアム)でのプレイも良い予感を感じている」と決勝の舞台でもロイスの活躍を期待することを語った。

ドルトムントは4-0で勝利。レアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に向け、最高の状態で今シーズンのブンデスリーガを終えた。
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