なぜデ・ゼルビはブライトンからマルセイユへ?現地メディア分析「欧州中にもほぼない熱狂」

ネタ・談話
1
ロベルト・デ・ゼルビ監督のマルセイユ行きについて、現地メディアが分析している。

デ・ゼルビ監督は2022-23シーズンの途中からブライトンを指揮してクラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場に導いたものの、今季は過密日程の影響からケガ人続出で苦戦を強いられることに。ELではラウンド16敗退、プレミアリーグ11位フィニッシュとなり、クラブ首脳部との意見の相違もあって今季限りで退任することが発表されていた。

そして24日、リーグ・アンの名門マルセイユは「デ・ゼルビと原則合意に達した。近日中に正式契約を結ぶ準備を進めている」と発表。新監督就任が決定的となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73fc4deb13e8a0aba62f1d56b18910f2d9ceecd3

マルセイユ新監督就任が決定的に



今夏にはマンチェスター・ユナイテッドやバルセロナ、バイエルンなど多くのメガクラブが関心を示していることが伝えられたデ・ゼルビ監督。そんな中でマルセイユ行きが決定的となった理由について、『Football Transfers』が分析している。

同メディアは「まず指摘しておきたい」とし、「マルセイユはマンチェスター・Uやリヴァプール、チェルシー、バルセロナのようなカテゴリーのクラブではないが、それでも憧れの的である」と分析。そして以下のように続けた。

「マルセイユほどクラブが熱狂的に支持されている都市は、ヨーロッパのどこを探してもほとんどない。デ・ゼルビのようにサッカーに熱中する人物にとって、地中海の街の文化に浸る機会は魅力的なものだ」

「マルセイユは毎週、7万人近いファンに支えられている。つまり彼は、サッカーを敬愛するこの街でヒーローになるチャンスを手にしたのだ」

そして「デ・ゼルビはほんの数週間前まで、次々と大きな仕事が舞い込んでいた」と他のビッグクラブが接触していたとしつつ、「マンチェスター・Uのエリック・テン・ハーグが残留するというニュースとともに、デ・ゼルビとマルセイユの間で交渉が加速した」と分析。その上で、以下のように結論づけた。

「地元メディアでさえ、これほど需要ある監督がマルセイユに来たことには困惑しているようだが、クラブを支える(サポーターを含めた)熱意が原動力となったようだ」

「昨年秋にブライトンで味わったヴェロドロームとその素晴らしい雰囲気を、マルセイユのベンチで味わいたいという猛烈な願望があると噂されている。 だから12番目の男(ファン)が移籍市場で役割を果たすことさえできた。それこそがOM(マルセイユ)のすべてなのだ」

なお、マルセイユは昨季リーグ戦8位で終えて欧州大会の出場権を惜しくも逃している。

コメント

  1. 匿名 より:

    マルセイユ三笘

タイトルとURLをコピーしました