三笘薫、日本のサポーターに感謝しつつ「ブライトンの一員として結果を残さないとという気持ちだった」

三笘薫フレンドリーマッチ
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ブライトンMF三笘薫は、鹿島アントラーズとの一戦を振り返った。

今夏に「ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024」を開催し、24日に国立競技場で鹿島と対戦したブライトン。三笘ら主力選手が先発した前半はヤンクバ・ミンテのゴールで1点リードで折り返すと、後半に入ると19歳FWコジア=デュベリーの2ゴールなど4点を奪う。終盤に失点したものの、5-1で快勝を収めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d545efc9b7303aa126490aa96aa01aad882f0525

昨季に悩まされた腰の問題については「全然問題なくできました」と明言



この試合に先発した三笘は、左サイドでチャンスに絡みながら45分間プレーしている。試合後の会見では、「内容的にそこまで差が広がる展開ではなかったと思います。それでも、決定力を活かして勝てたのは良かったと思います。自分たちがやりたいサッカーもある程度できたので、収穫のある試合だったと思います」と振り返っている。

「(試合の)立ち上がりは全選手が(カウンタープレスを)意識していたと思うし、コンパクトに守れていたと思いますけど、前に行けなくなった時にサイドで数的優位を作られて運ばれるシーンが多かった。前が行き切るのか、後ろが引き込むのかは課題があると思う。そこでも前線がチェイスして、強度高く前からどんどん行きたいのが監督の意見だと思うので、フィジカルの部分は上げていかないと行けないと思います」

また、自身のコンディションについて「やっぱりイングランドと日本で試合をするのはなかなか負荷が違うところがあって、45分でも疲労した選手も多かったと思います。それでもこの暑さの中でしっかりと動いていけるのは確認できたので、悪くはない試合だった。これからコンディションを上げていけばシーズンに耐えられると思います」とコメント。その上で、昨季に悩まされた腰の問題については「全然問題なくできました」と明言した。

また、日本のサポーターの前でのプレーについては「僕自身にとっては特別な舞台でした。でも、ブライトンとして強化試合でしっかりと勝利と内容が求められていたので、僕自身は日本サポーターのためにという気持ちもありましたけど、ブライトンの一員として結果を残さないといけないという気持ちを持って戦っていました」と、サポーターへの感謝を持ちつつも選手としてチームに貢献することが最も重要だと振り返っている。

ブライトンは28日に同じ国立でJ1東京Vとの親善試合が予定されている。
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