アデイェミが2発! ドルトムント、C大阪に追い上げ許さず逃げ切り成功…香川真司は途中出場

フレンドリーマッチ
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7月24日、大阪府の『ヤンマースタジアム長居』にて『EUROJAPAN CUP 2024』が行われ、セレッソ大阪とドルトムントが対戦した。

【スコア】
セレッソ大阪 2-3 ドルトムント
【得点者】
0-1 26分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)
0-2 29分 ジェイミー・バイノー・ギテンス(ドルトムント)
0-3 30分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)
1-3 66分 柴山昌也(セレッソ大阪)
2-3 73分 阪田澪哉(セレッソ大阪)

https://news.yahoo.co.jp/articles/26de41e9156d483a8e86c429fb33279584937f42

ドルトムント、C大阪に追い上げ許さず逃げ切り成功



試合は立ち上がりこそC大阪がボールを保持し、奥埜博亮がミドルシュートでゴールを脅かす場面を作ったものの、26分に均衡を破ったのはドルトムントだった。ディフレクションした右サイドからのクロスボールをGKキム・ジンヒョンが弾くと、セカンドボールをユリアン・ブラントが回収。右足で中央へ浮き球のボールを送ると、セバスティアン・ハラーが頭で逸らし、最後はカリム・アデイェミが押し込んだ。

さらに、飲水タイムを終えた直後の29分には、ハラーのポストプレーからジェイミー・バイノー・ギテンスが左サイドをドリブルで突破。ボックス内でスピードを緩め、対峙した進藤亮佑を振り切ると、右足で狙い澄ました一撃を沈める。ドルトムントがリードを広げた。

直後の30分には、ドルトムントが誇る“スピードスター”が会場を沸かせる。ドルトムントは自陣深い位置でリエルソンがボールを奪うと、ここから細かくボールを繋ぎ、背後のスペースへスルーパスを狙う。ここは進藤にカバーされたかと思われたが、一気にギアを上げたアデイェミがボールを回収。GKとの1対1を制し、3点目を記録した。

前半はこのままドルトムントの3点リードで終了。C大阪はハーフタイムに8名の選手を交代し、後半に臨んだ。62分に入ると、古巣対戦の香川がピッチに立つ。するとその直後、C大阪が反撃をスタート。自陣中央でボールを受けた香川が右サイドへ散らすと、前を向いた柴山昌也から、山﨑凌吾、上門知樹と繋ぎ、ボックス左でボールを受けた北野颯太が左足でフィニッシュまで持ち込む。1度、2度とGKに阻まれたが、さらにそのこぼれ球を柴山がボレーで叩き込み、1点を返した。

さらに、勢いに乗るC大阪は73分、右サイドでボールを受けた阪田澪哉が得意のドリブルをスタート。切り返しから左足を振り抜くと、強烈な一撃がゴールに突き刺さり、これで1点差に迫った。

しかし、これ以上ゴールネットが揺れることはなく、試合はこのままタイムアップ。この結果、計5ゴールが生まれた撃ち合いをドルトムントが制し、今アジアツアーで初勝利を飾った。

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