「中堅に足を踏み入れた感じっすね」町田戦で好機を演出!24歳になった中村敬斗が新シーズンの抱負を語る

中村敬斗
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7月31日に行なわれた親善試合で、伊東純也と中村敬斗を擁するスタッド・ドゥ・ランスと、J1で首位を走るFC町田ゼルビアが対戦した。

大雨の影響でキックオフが30分遅れた一戦で、先制したのはS・ランス。前半29分にカウンターから右サイドで昌子源に引っ張られながらもスピードでぶっちぎった伊東がクロスを入れると、相手に当たって軌道が変わったボールをウマール・ディアキテが押し込む。

S・ランスの1点リードで迎えた後半、ビハインドの町田がさらに攻勢を強めるが、なかなかゴールを割れないでいると、S・ランスが追加点を奪取。77分、スルーパスに抜け出したアミーヌ・サラマが確実に仕留めた。

試合終盤に町田のカウンターからいくつかピンチを迎えたものの、無失点に抑え、今夏のジャパンツアーで初勝利を飾った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a3fade433e9e05b088265f44d2ff63533d56269

町田戦では得意のドリブルでチームの攻撃を牽引した中村


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試合後、伊東とともに得意のドリブルで多くのチャンスを作り出した中村が囲み取材に対応した。

7月28日に24歳となったばかりのアタッカーは、「中堅に足を踏み入れた感じっすね」と笑顔を見せ、新シーズンの抱負を尋ねられると力強くこう語った。

「(昨シーズンの)4ゴールは超えたいですね。24歳になって個人にフォーカスしていくのはもちろんだけど、チームの勝利をもっと追求してやっていきたい。チームを勝たせられる選手? そうですねそうになりたいです」

「なんだかんだで試合決めるのは純也君なんで(笑)。純也君がドリブルでぶっちぎってアシストしてくれるんで。でも僕もドリブルでチャンス作ったり、シュートまでいったりと今日はできてたと思う」

少し離れたところで記者の質問に答える伊東を立てながらも自信を覗かせた。

話題が新シーズンに移ると、「味方との連携を高めたい」と話す中村に、もっと中盤からパスを供給してくれる選手が必要ではと問いかけると、次のような答えが返ってきた。

「その印象はあるとは思うけど、今日はやれていたし、そこはチームメイトを信頼してる」

S・ランスは8月3日にヴィッセル神戸と対戦する。この試合でも伊東とともにチームを勝利へと導く活躍が期待される。
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