「日本人獲得の可能性を放棄」マドリーの久保再契約は完全消滅か。ソシエダのスペイン代表MF補強のため、日本代表の“50％の権利”を手放す可能性を現地指摘

だが、スペインメディア『GOL DIGITAL』によれば、マドリーはソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得を狙っており、契約解除金6000万を減額するため、この権利を放棄する可能性があるという。

「マドリーはバスク人MFとの契約をとても真剣に受け止めており、日本人ストライカー獲得の可能性を放棄するほどだ」

そう伝えた同メディアは、「日本人ウインガーのタケ・クボがソシエダでプレーすることになってすでに２シーズン半が経ち、不確実性よりも確実性のほうが多く残っている。日本のスターがバスクのチームで獲得したレベルは本当に驚くべきものである」と活躍ぶりを評価。こう続けている。

「アノエタに到着したときの価格は750万ユーロだったが、現在は5000万ユーと見積もられていて、6000万ユーロの契約解除条項も付いている。ソシエダと締結した契約では、フロレンティーノ（・ぺレス会長）は将来の売却額の50％を留保していた。つまりマドリーにとっては3000万ユーロだ。ただし、そのお金はスビメンディの価格を下げるためにソシエダの金庫に送られることになる」