ビッグセーブで脚光の日本代表GK鈴木彩艶に元パルマGK「彼は若くて才能がある。パルマと成長している」

イタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』は、パルマGKを擁する日本代表について「スズキがクリーンシート。日本はインドネシアでお散歩。日本はホームチームにとって強すぎた」などと伝えたが、パルマの地元紙は、鈴木に対するパルマOBのクラウディオ・タファレル氏の見解を紹介している。

かつて合計5シーズンにわたってパルマに所属したブラジル人元GKは、日本代表戦でリヴァプールのMF遠藤航を視察した時に鈴木をチェックしたことを明かし、日本代表GKが今夏からプレーするパルマでチーム全体と共に進化を続けていると指摘した。

「私は代表でプレーする彼を1度見たことがある。われわれのリヴァプールでプレーする彼の同僚エンドウの様子を追っていたんだ。われわれは失点についてコメントしていて、ポジショニングが悪かったのかどうかを問われた。私は、その時、『彼は若い。そして才能がある』と答えたよ」

「彼は、あれから大きく成長している。クラブは、彼に競争力の高いイタリアのリーグでプレーするチャンスを与えた。彼はパルマと共に成長していると思う。良いパフォーマンスを見せているよ」

「パルマのゴールマウスは、安心できる手に託されたかって？　彼の性格までは分からないが、日本人は、非常に真面目で信頼できる人々だ。自らの仕事をこなせる人たちなので、安心して良いと思うよ」