日本に敗戦の中国で「勝ったようなものだ」 ピッチ上でレベル差痛感も…“楽観論”渦巻く背景 | footcalcio

日本に敗戦の中国で「勝ったようなものだ」 ピッチ上でレベル差痛感も…“楽観論”渦巻く背景

W杯アジア最終予選
1
中国代表は11月19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節で日本代表に1-3で敗れた。初戦の惨敗(0-7)から迎えたリターンマッチで、一時は1点差に詰め寄るなど健闘を見せるも力負け。この結果に中国では、選手と有識者の間で対照的な反応の違いが表れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9471818934fc1b9fc1cdff9914949df90ec8df4c

ホームでのリターンマッチで健闘を見せた中国



試合序盤こそ、序盤こそ拮抗した展開を見せた中国。しかし、前半39分にCK(コーナーキック)から日本に先制を許すと、同アディショナルタイムにも同じセットプレーでリードを広げられた。後半立ち上がりに1点を返して追い上げムードになるも、すぐにまた2点差とされて1-3で敗れている。

フル出場を果たしたMF王上源(ワン・シャンユェン)は、試合後に自身のSNSを更新。「日本はとても強い、客観的にも差ははっきりしている。現実的に見て、追いつくには何世代か必要だ」と綴り、体感した力の差を冷静に受け止めた。

一方で、負けた悔しさを表さなかったのが有識者。ドイツの移籍専門サイト「トランスファーマルクト」の中国版管理人を務めるAsaikana氏は、「日本から点を決めた。気持ちのうえでは勝ったようなものだ」とSNS上で喜びを綴り、「最強の日本に負けたことは大したことじゃない。グループが混戦になればなるほどありがたい」と最終予選の残りへ楽観的な見方を示した。

中国中央テレビ(CCTV)の元キャスター、黄健翔(ファン・ジャンシャン)氏も、「今日のメンバーで流れの中で日本から得点を決めたのは見事」と述べ、得点という結果に喜びを露にしている。今回の日本戦では、エースFWの武磊(ウー・レイ)に加え、左右サイドバックなど複数主力が怪我で欠場。そうした事実があってか、敗戦でも1-3であれば“上出来”との思いが強いようだ。

さらに、30年以上アジアサッカーを取材する中国の著名なジャーナリスト、馬徳興(マー・デーシン)氏は、「今回のスコアは順当だ。ただし、セットプレーの守備は改善せねばならない」と試合を総括。中国は最終予選でセットプレーから7失点を喫している。混戦極めるグループでW杯出場のチャンスがまだあるだけに、リスタートからの守備改善は急務と言えそうだ。
1

2025年は3月と6月にアジア最終予選の第7節から第10節が行われ、全日程を終える。

コメント

  1. 匿名 より:

    典型的な敗者のメンタリティ

  2. 匿名 より:

    中国はさ、W杯に出場しなかったら負けなのよ
    日本は2002年W杯開催に向けて、1998年にはW杯出場しないといけなかった
    日本は当時アジアは2枠だったけど、それをやり遂げた
    中国は、FIFAがわざわざ中国のために枠を増やしてもらったのだから今回に出場しないといけない
    それができないなら中国サッカーは完全な負けなのよ

  3. 匿名 より:

    1998年のW杯予選のアジア枠は3.5だったはずだが・・・

タイトルとURLをコピーしました