ロバートソン退場のリヴァプール、フラムに2度リードを許すも10人で追いつきドロー | footcalcio

ロバートソン退場のリヴァプール、フラムに2度リードを許すも10人で追いつきドロー

遠藤航プレミア
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現地時間14日、イングランド・プレミアリーグは第16節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドにフラムを迎えた。

前節のマージーサイドダービーが延期となり、1試合少ない状態で2位チェルシーとの差が4ポイントに縮まっている首位リヴァプール。ミッドウィークにはチャンピオンズリーグで出場クラブ唯一となる6連勝を飾っており、公式戦は18試合負けなしを維持している中、前線にはサラー、ルイス・ディアス、ガクポが並び、中盤はフラーフェンベルフ、ソボスライ、カーティス・ジョーンズが入って遠藤はベンチからのスタートとなった。

■試合結果
リヴァプール 2-2 フラム
■得点者
リヴァプール:ガクポ(47分)、ジョタ(86分)
フラム:A・ペレイラ(11分)、ムニス(76分)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a55329d5f289b8c34cdc366b61c804899e9fcd03

10人のリヴァプールが2度リードを奪われながらも追いつき、勝ち点1を分け合う結果に



好調のリヴァプールと敵地で戦うという難しいミッションに挑むフラムだが、11分に左サイドをオーバーラップしたロビンソンの左クロスをファーサイドのアンドレアス・ペレイラがジャンピングボレーで合わせると、ロバートソンに当たったボレーがニアハイに決まり、フラムが幸先よく先制する。

1点を追うリヴァプールは16分、左サイドからウィルソンへのサイドチェンジは自陣でロバートソンがカットするが、トラップが大きくなったところをウィルソンに奪われ、たまらず足をかけたロバートソンが決定機阻止で一発退場。1点ビハインドのリヴァプールはさらに10人での戦いを余儀なくされた。

数的不利となったリヴァプールは、ロバートソンの抜けた左サイドバックの位置にガクポが下がって応急処置。10人になってもボール保持では上回るが、フラムのカウンターの脅威も増す。30分には左サイドを抜けたヒメネスの折り返しをA・ペレイラがスルー。走り込んだウィルソンが決定機を迎えるが、ここはゴメスが体を張ってブロックした。

ロバートソンが退場してからも、数的不利を感じさせないプレーを見せていたリヴァプールは後半立ち上がり2分。サイドチェンジを受けたサラーが右サイドから左足でクロスを入れると、ファーサイドに走り込んでいたガクポがダイビングヘッドで押し込み、10人のリヴァプールが試合を振り出しに戻した。

再び勝ち越したい数的優位のフラムはテテに代えてカスターニュを投入すると、さらにヒメネスとA・ペレイラを下げてスミス・ロウとムニスを投入。リヴァプールも70分にガクポとC・ジョーンズを下げてヌニェスとクアンサーを投入する。

次の1点が決まったのは76分、左サイドからイウォビがエリア内左にパスを出すと、アンダーラップしたロビンソンが折り返し、ニアサイドに飛び込んだムニスが流し込んでフラムが勝ち越しに成功する。

再び1点を追う格好となったリヴァプールは79分にソボスライとアレクサンダー=アーノルドを下げてジョタとエリオットを投入。すると迎えた86分、ヌニェスからのパスをペナルティーエリア手前で受けたジョタが、巧みな切り返しでDFをかわすと、ゴール左へと流し込んでリヴァプールが再び同点に追いついた。

アディショナルタイムは9分と長く、勢いに乗るリヴァプールが10人とは思えない猛攻を仕掛ける。疲れからスペースも生まれ、互いに攻め合ったものの、最後まで決勝ゴールは生まれず。10人のリヴァプールが2度リードを奪われながらも追いつき、勝ち点1を分け合う結果に終わった。

次戦、リヴァプールは18日にカラバオ・カップ(EFLカップ)準々決勝で菅原由勢が所属するサウサンプトンと対戦する。
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