DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #213』では、Jリーグアウォーズに出席した選手たちを直撃。完全復活を遂げたガンバ大阪を象徴する中心選手として大活躍したFW宇佐美貴史が今シーズンを振り返った。
シーズン2位で終えた2020シーズン以降は、3シーズン続けて二桁順位と苦しんできたガンバ大阪。しかし今季は、18勝12分8敗という成績で4位フィニッシュし、天皇杯の方でもタイトルには手が届かなかったものの、4シーズンぶりに決勝に進出。ここ数シーズン残留争いを強いられてきた青黒集団が完全復活を印象づける1年だった。
その中でひときわ輝きを解き放ったのが、キャプテンとしてチームを引っ張った宇佐美貴史だ。今季は、自身としてJ1では9シーズンぶりの二桁ゴールに到達。チームトップの12ゴールに加え、8アシストを記録して、ゴール・アシスト共にチームトップの成績を残した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cebd18aa1a92917b273ea8f07e718d272d6a976
シーズン2位で終えた2020シーズン以降は、3シーズン続けて二桁順位と苦しんできたガンバ大阪。しかし今季は、18勝12分8敗という成績で4位フィニッシュし、天皇杯の方でもタイトルには手が届かなかったものの、4シーズンぶりに決勝に進出。ここ数シーズン残留争いを強いられてきた青黒集団が完全復活を印象づける1年だった。
その中でひときわ輝きを解き放ったのが、キャプテンとしてチームを引っ張った宇佐美貴史だ。今季は、自身としてJ1では9シーズンぶりの二桁ゴールに到達。チームトップの12ゴールに加え、8アシストを記録して、ゴール・アシスト共にチームトップの成績を残した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cebd18aa1a92917b273ea8f07e718d272d6a976
そんな1年について宇佐美が振り返った。4位で終えたリーグ戦の順位について「もうちょっと上にいけたなとは思いますけど、そもそものチームの目標が7位だったし、去年や一昨年も残留争いをしていたので、妥当な順位だとは思う」と振り返りつつも、「取りこぼしが無ければもうちょっと上の順位にはいけた」と悔やんだ。
内田篤人氏から「この急成長は何なん?」という質問がクラブOBの安田理大氏に投げかけられると、「新加入の選手がフィットしたことが結構、大きいと思うけど」と見解を述べる。
今季のG大阪は、新戦力の活躍が目立ったことが大きなトピックだった。守備陣では横浜F・マリノスからレンタルバックした一森純と名古屋グランパスから加入した中谷進之介が全リーグ戦にフル出場し、リーグ2位の失点の少ない守備の安定感をもたらせれば、ボランチではセレッソ大阪から加入した鈴木徳真が安定感をもたらした。攻撃陣では、突破力のある新助っ人のウェルトンや横浜FCから加入した山下諒也らが突破力を発揮し、ファジアーノ岡山への武者修行を終えて帰ってきた坂本一彩が自身初の10得点と成長を遂げた。
先輩の安田氏から宇佐美に対して「どうですか?」と話が振られると、宇佐美は、「本当にそうです。10人くらいが入れ替わったんですよ。新加入選手たちのキャラクターも良かったし、風通しが良くなったんですよ、チームの雰囲気が。練習の空気も良くなって、開幕戦は引き分けましたけど、ホーム開幕戦で勝つことができて、それまでずっと勝てていなかったので、『勝つっていいな』というところで団結して。上手さとか、クオリティーとか、戦術的にというよりはメンタルとか、そっちで勝ってきたという感じだと思います」と明かした。
また、今季は昨季限りで現役を引退した遠藤保仁氏がコーチとして入閣した。内田氏からの「ヤットさんはどうなの?」と質問に対して宇佐美は、「僕らとのコミュニケーションは多くない。やっぱり監督がボスなので、一個引いた状態ですけど、コーチングスタッフ同士のミーティングだったり、戦術的なサッカーのディテールの話になった時のヤットさんからの一言というのはめっちゃ効いたと思います」と印象を語る。続けて、「そういう会話があったかは分からないけど、(サッカー)IQが高いじゃないですか。この選手の、この立ち位置はというところでヤットさんが新たな風を吹き込んでいると思います」と語った。
また、スペイン人で就任2年目のダニエル・ポヤトス監督は、遠藤保仁コーチを信頼しているようだ。宇佐美は、ポヤトス監督が遠藤コーチのことを「ヤットさん」と、一方の遠藤コーチがポヤトス監督のことを「ダニ」と呼んでいることを明かすと、安田氏がすかさずに「(立場が)逆転してるやん」と意外な二人の関係性に笑いが起きた。
続けて宇佐美は、「(遠藤コーチが)一歩引いている感じはするし、ダニを立てて、意見を求められた時はヤットさんのサッカー観を言っているような感覚はある」と語っている。
内田篤人氏から「この急成長は何なん?」という質問がクラブOBの安田理大氏に投げかけられると、「新加入の選手がフィットしたことが結構、大きいと思うけど」と見解を述べる。
今季のG大阪は、新戦力の活躍が目立ったことが大きなトピックだった。守備陣では横浜F・マリノスからレンタルバックした一森純と名古屋グランパスから加入した中谷進之介が全リーグ戦にフル出場し、リーグ2位の失点の少ない守備の安定感をもたらせれば、ボランチではセレッソ大阪から加入した鈴木徳真が安定感をもたらした。攻撃陣では、突破力のある新助っ人のウェルトンや横浜FCから加入した山下諒也らが突破力を発揮し、ファジアーノ岡山への武者修行を終えて帰ってきた坂本一彩が自身初の10得点と成長を遂げた。
先輩の安田氏から宇佐美に対して「どうですか?」と話が振られると、宇佐美は、「本当にそうです。10人くらいが入れ替わったんですよ。新加入選手たちのキャラクターも良かったし、風通しが良くなったんですよ、チームの雰囲気が。練習の空気も良くなって、開幕戦は引き分けましたけど、ホーム開幕戦で勝つことができて、それまでずっと勝てていなかったので、『勝つっていいな』というところで団結して。上手さとか、クオリティーとか、戦術的にというよりはメンタルとか、そっちで勝ってきたという感じだと思います」と明かした。
また、今季は昨季限りで現役を引退した遠藤保仁氏がコーチとして入閣した。内田氏からの「ヤットさんはどうなの?」と質問に対して宇佐美は、「僕らとのコミュニケーションは多くない。やっぱり監督がボスなので、一個引いた状態ですけど、コーチングスタッフ同士のミーティングだったり、戦術的なサッカーのディテールの話になった時のヤットさんからの一言というのはめっちゃ効いたと思います」と印象を語る。続けて、「そういう会話があったかは分からないけど、(サッカー)IQが高いじゃないですか。この選手の、この立ち位置はというところでヤットさんが新たな風を吹き込んでいると思います」と語った。
また、スペイン人で就任2年目のダニエル・ポヤトス監督は、遠藤保仁コーチを信頼しているようだ。宇佐美は、ポヤトス監督が遠藤コーチのことを「ヤットさん」と、一方の遠藤コーチがポヤトス監督のことを「ダニ」と呼んでいることを明かすと、安田氏がすかさずに「(立場が)逆転してるやん」と意外な二人の関係性に笑いが起きた。
続けて宇佐美は、「(遠藤コーチが)一歩引いている感じはするし、ダニを立てて、意見を求められた時はヤットさんのサッカー観を言っているような感覚はある」と語っている。